家に帰るとバレーボールワールドカップ’99をテレビでやっていた。これでまた、先週までの改編特番に続き、フジテレビでは8時台のレギュラー番組が当分放送されなくなる。しばらくワールドカップ見ていると、15点に達してもセットが終わらない。今年からまた色々とルールが変わったらしい。まず、1セットが25点になり、「サーブ権」などなくなり、ラリーポイント方式で点数が加算されていく様になった(但し、5セット目は15点)。一進一退のサーブ権の移動というのがなくなってしまったのはちょっと寂しい。それに、サーブがネットに触れていても相手側のコートに入ればOKということになっている。

 ルールの大きな変更は去年もあった。コートに一人だけ別の色のユニフォームを着た選手が混じっている。彼(彼女)は「リベロ」と呼ばれている。守備専用の選手で、スパイクはもちろん、常に後ろにいながらサーブすら打たしてもらえないし、ローテーションにも加えてもらえない。なんか回覧板が回ってこない家みたいだ。ただ、ゲーム途中、リベロとのメンバーチェンジは何度も許されており、色違いのユニフォームで頻繁に出入りするため、目立つには目立つ。リベロはきっと毎日の練習時間の約九割をひたすらレシーブの練習のみにあてていることだろう。そう思うと、ボールを追いかけダイビングする姿を見て、ちょっと応援してみたくなった。

 中高生のバレーボールも同様のルールなのだろうか?。そのうち体育の授業も同様のルールで行われるとなると、悲しい目に遭う人も出てくることだろう。クラス対抗の球技大会となると、「お前、リベロ」と言われる奴がきっと出てくるだろう。見せ場はないけど、ミスすると怒られる損な役回りだ。高校のバレー部に中学からのリベロが集まった時には大変なことだろう。「リベロの補欠」。これは地味すぎるなあ。ボールは3色に塗り分けられ、派手になったけど。がんばれ、リベロ。