鈴木一郎君が結婚した。こう言うと何だか身近な友達のようなだが、彼は世間的にはイチローと呼ばれている。もちろん、友達でも何でもない。お相手はご存知の通り福島弓子元TBSアナである。何度か彼女をテレビで見たような覚えはあるが、彼女の年齢やプロフィールは今回の報道で初めて知った。(7歳も)年上で、元アナウンサーというのはスポーツ界にはありがちな話だし、一時期の葉月里緒菜との噂を思えば、ちょっとベタな結末のような気がする。

 ところで、彼らの結婚がこれほど大量に報道されるべき出来事なのだろうか?。ここに来て世間ではネタ不足なのだろう。特にシーズンオフのスポーツ紙は大変なんだろうな。神奈川県警の不祥事やシャクティパッドでは思いのほか間が持たなかったようだ。スポーツ紙やタブロイド紙、ワイドショーならまだしも、一般紙までもがこの結婚をそれなりのウェイトで扱っていた。申し訳ないが、彼がどのくらい凄い人なのか私には、どうもピンと来ない。6年連続の首位打者は確かに凄いことだろうが、私がオリックスの試合を目にすることはない。振り子打法という、彼のバッティングフォームは知っているが、それ以上に彼を見掛けるのは、とんがりコーンを食べていたり、日産のCMに出ている姿(ともにちょっと古いけど)なのである。

 今回の彼の結婚は誰もが予想していなかったようだ。そういう点では「電撃」的でマスコミのネタになったのかもしれない。けどちょっと待て、「電撃結婚」や「電撃入籍」というのは誰に対しての言葉なのだろうか?。結婚も入籍も当事者の問題であって、「朝起きたら、(知らない間に)自分が結婚していた」というようなことがない限り、このイベントは当事者間では周到に準備されている。本人にとって電撃的なことであろうはずはない。秘密裏に交際が進み、公になった途端に結婚したり、結婚していたことが急に明らかになった程度のことを電撃結婚と呼ぶべきかどうかは以上の理由により、甚だ疑問である。これを認めてしまうと、同窓会なんか電撃結婚のニュースであふれてしまうしね。