「夏の最終日」は何日か?、という質問があったら、10人中8、9人は「8月31日」と答えるのではないだろうか?。そして、その日が今年もやってきた。別の日を思い浮かべた人、「8月31日ではない」と答えたあなた。残念ながらあなたは少数派(マイノリティー)であろう、きっと。しかし、立派な「秀コラム」の読者としての資質は持ち合わせていることになる。

 冗談はさておき、ずっと続くと思って突入した夏休みも八月も半ばを過ぎた頃から落ち着かなくなり、当然の如く最終日を迎えてしまう。私が子供の頃はそれを普通と思っていたが、今思えばかなりの宿題の量だった。これは時代というよりも地域差によるもので、郷里の甥や姪は今も変わらず、かなりの宿題を出されている。決まって、「夏休みの友」という問題冊子を与えられた。ページ数を数えると日曜日を除いて毎日こなさなければならない勘定になる。これ以外にも漢字ドリルや自由研究、読書感想文もある。まあ、彼らは当然それが全国的に普通だと思ってもいるが、遠くから転校してきた児童の母親が「こんなに多いんですか?」と驚いていたらしい。

 毎年この頃になるとサザエさんで宿題を残したままのカツオの話が登場する。お決まりのパターンで、波平やマス夫に泣きつくことになる。私が子供の頃から変わらない。先日も「カツオ夏の終わりに」というタイトルで放送された。何も他人事ではない。私も子供達の自由研究が昨晩ようやく終わった。31日が土曜日だと新学期は9月2日からとなって1日得した気分になるが、9月1日の日曜日にサザエさんを見ながら宿題を片付けているのはむなしい。カツオネタはやはり八月最終日曜日向けの内容で、9月1日放送分では宿題から解放された彼の姿を見て、ますます焦ってしまうことになりかねない。