今日の日に、このタイトルで「ピン!」ときた人は相当のマニアと断定できる。今日はドラえもんの誕生日なのである。でも実際に誕生する(生産される)のは西暦2112年のことなので、年齢はマイナス113才ということになる。ここで、みなさんとドラえもんのことをどれくらい知っているかを復習してみよう。身長は129.3センチ。体重は129.3キロ。胸囲は129.3センチ。部品の数は1,293個。こんなことぐらい知っているのは当たり前のことか。

 かなり多くの作品があるため、設定は結構綿密か、と思うとそうでなかったりする。ドラえもんが青いのは、最初、「ある日居眠り中にネズミに耳をかじられ、数日後包帯を外したら耳がなくなっていたのでショックで青ざめた」と説明されていた。ところが今は「そのとき3日3晩泣いて、塗装が禿て青くなった」となっている。もちろん元の色はどちらも黄色である。けど、本当のところは連載開始のカラーページでの配色を考え、タイトルは赤、バックは黄色、と先に決まり、残った色でバランスが良い色として、青色(空色)になったのである。そんなことを得意気に子供に自慢しても、夢のない話なので信じてもらえない。

 もう1年近く経つかと思うが、ドラえもんの最終回というチェーンメールが出まわった。あまりの騒ぎの大きさにマスコミも乗り出し、原作者(藤子・F・不二雄氏)のものでないことが世間一般にも認識されたが、私はその前から本物ではないと見抜いていた。理由のその1つは、のび太がドラえもんを作ったというのは時間的に無理がある。のび太の寿命を考えると存命中に設計したとしても量産化までの2112年にはタイムラグがあり過ぎはしないか。そしてもう1つの理由は、ドラえもんが電池切れで止まってしまうが、最初からドラえもんは電池では動いていなかった。動力は原子力である。その証拠に彼のお腹は原子炉とイラスト付きで「ドラえもん百科」で説明されている。

※「ドラえもん百科」の内容は今では小学館文庫「ドラカルト」の中で部分的に再現されている。