第1556話 ■全文検索があるから

 「明日はちょうどタイミングが良いから『全校登校日』について書こう」と思って、床についたのは昨晩のこと。ただ、寝てしまうと翌朝起きたときに昨夜の思いなんか、すっかり忘れてしまっていることがある。だから忘れないように、できるだけメモなりを残すことにしている。ただ、今回はそんなことをしなくても、ちゃんと覚えていた。

 しかし、朝起きてみて一抹の不安が頭をよぎった。1500話を超えて話を日々書いていると、「あのネタ書いたかな?」ということが多々起きる。また、バックナンバーのタイトルを見ただけでは、どんな話だったのかが分からないことがある。さすがに読み返してみて、「こんな話書いたっけ?」ということまではないが。

 私のコラムのサイトにはサイト内の全文検索機能を付けている。そこで「全校登校日」で検索してみた。一抹の不安は見事にヒット。しかも、昨晩、「明日書こう」と思っていた内容とほぼ同じ。デジャヴ??、と思ったくらいだ。書いたのはちょうど1年前だった。

 もし、検索機能がなかったら、同じような話をもう一度書いてリリースしていたかもしれない。いや、いっそのことバックナンバーの公開をやめてしまえば、以前書いた話をそのまま再リリースしてもばれないかな?、なんてずるい考えが頭をよぎったりする。

 まあ、そんな邪心は冗談として、「全校登校日」の話が気になる人は、第1339話を読んで欲しい。

(秀)