第1654話 ■新しき人への期待

 春が来た。桜の花は幾分早く開いたが、その後に寒い日が数日続いてしまった。しかし、4月の声を聞くと気温も徐々に上昇し、東京の桜はまさに満開の花盛りだ。とりあえず今年は柴又で桜を眺めた。自宅から矢切の渡しまで徒歩で約10分。渡し舟に乗って、帝釈天までちょっとした散歩。

 春は新しい何かが始まる季節である。私自身はサラリーマン生活21年目に突入したが、特に変化もない。むしろこの手の話題は子どもたちの方が忙しい。4年前は長男が中学校に入学、3年前は長女が高校に入学、2年前は次女が小学校に入学し、昨年は長男が高校に入学した。そして今年は長女の進学である。子供が3人いると、こんな感じで毎年のように入学のイベントが起きる。(ちなみに来年は入学等はなく、平穏な新年度になる予定)

 高校を無事に卒業した長女はこの春から専門学校に通う。幼稚園教諭を目指して2年間勉強することになった。そして長男も次女も今日から新学年の学期がスタートした。彼らが持ち帰ってくる新しい教科書の束で、新年度の到来を感じたりする。

 さて、世の中の新入社員に新入生、そして何か新しいことを始める人々。彼らにちょっとしたエールを。私が新しい人に期待したいことは「新しい発想と新しい人脈」。ついでに新しい人脈で私のコラムの読者を増やして欲しい。

(秀)