第1912話 ■電話帳に登録する、の件

 同窓会(同期会)幹事なんかやっていると、そのうちの何人かは連絡を取り合うことを想定して、携帯電話(スマートフォン)の電話帳に電話番号やメールアドレス等を登録する際の悩み。まず、誰までを登録しようか、ということ。だいたい余計に登録して、その電話帳に登録がなかったから困るようなことはない。ただ、掛けることも掛かってくることもない相手をどこまで登録するのかが、悩ましい。変な期待を込めてなんて、余計な登録はやめることにした。

 続いてもう1点。女性の名前をどう登録しようかということ。最近知り合った人なら何ら問題ない。その名前を登録するだけのこと。しかし、同窓会の準備過程などで分かった連絡先の多くは、新しい苗字になっている。ところが自分の記憶にあるのは旧姓でしかなく、新たな苗字での名前をそんなに何人も覚えられない。私が幹事を務める同期会の場合は、男女限らず苗字は旧姓のままで統一している。当日の名札とか、会での呼称などで。

 電話帳にどう登録するか問題であるが、主に女性の場合、このようなケースでは旧姓で登録するのが良いか、現姓での登録が良いのか?。現姓で登録した場合、いざという時、その現姓を思い出せないかも知れない。まあ、妄想の範囲。そんな「いざという時」は起こり得ない。そんな登録に悩むような人となら、電話でやり取りするようなことはない。先方から電話が掛かってくることもない。実際にやり取りが発生する数人の女性であれば、十分現姓も覚えられる。

 一方、同窓会で久しぶりに再会した女性同士が連絡先を交換した場合はどうだろうか?。ある人に聞いてみたら、「旧姓で登録している」と言われた。現姓はニックネームなどの項目に登録しているらしい。なるほど、合点がいった。

(秀)