第325話 ■宿題を手伝う

 「まぐまぐ」のサーバメンテナンスに乗じて、しばらくコラムの執筆をお休みした。随分しばらくぶりのような気がするが、土日を除くと実質は3日の休暇でしかなかった。それでも本業の方の休暇は週末一杯まで続くので、しばらくはまだのんびりとできそうな気がする。とりあえず、コラムの執筆からコンディションを整えていくことにしよう。

 先週末からは結構のんびりと過ごしている。休みになったらやろうと思っていた「ぼくのなつやすみ」もいざとなると、気乗りがせず手付かずの状態。まとめて本を読もうかと思ったが家ではどうも落ち着かない。結局、子供達の宿題に付き合わされている。まずは工作を片付けた。まるで、ノッポさんのように。そしてこれからは読書感想文の指導のために、彼らの本を読まなくてはならない。ところで、小学生の子供のいる家庭はどこもこんな感じなのだろうか?。あまりにうまくこなしてしまうと手伝ったことがバレバレで良くない、と思いながらもその加減がなかなか難しい。

 毎年恒例の「アイデア貯金箱」では、去年長男は「ボーリング貯金箱」を提出した。コインが転がり、ピンに見たてた弁当用醤油ビンが倒れる(倒れない時もある)仕組になっている。そして、倒れたピンも紐を引けば揃って立ち上がる機能も着いている。果たしてこのようなアイデアを小学一年生が考えつくであろうか?。校外の作品展に出品するには、「本人が作った」旨を校長が証明し、その証明書が添付されなければならない。官職を付して、公務員が発行する書面だからと言って、公文書とまでは大袈裟でなくても、教師生活何十年という目はそう簡単にはごまかせないようだ。

 さて今年の長男のアイデア貯金箱はロボットである。あまり早くに出来上がってしまうと、いろいろといじり回して、提出を待たずに壊れてしまいやしないかと、ちょっと心配している。作品のサイズに規定があるため、当初より腕を短くした。そして身長はその仕掛けから上半身を調整することは出来ず、ちょっと短足なロボットになってしまった。まあ、それはそれ、子供らしさということでご愛敬。