コラム

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第1417話 ■呪われた子どもの話 ~小噺

 先日の早朝寄席で時松さんがまくらで話した小噺より。  ある4人家族があった。おじいちゃん、おばあちゃんに若夫婦。この若夫婦には子どもがなかったが、ついに念願の赤ちゃんが誕生した。初孫でもあり、一家は大喜びであった。  ところがこの赤ちゃん […]

第1416話 ■マクドナルド専用発注端末

 新年早々こんな夢を見た。ニュースレポート形式だった。  「はい、私は今、マクドナルド○○店に来ています。こちらをご覧ください。こちらが今度マクドナルドでテスト運用が開始される専用発注端末です。大きさは文庫本ぐらいの大きさでしょうか。これを […]

第1415話 ■自費出版の幻想

 先日、自費出版最大手の新風舎が民事再生手続きを申請したと報じられた。以前にも同様の碧天舎(業界3位)が倒産している。彼らのビジネスモデルはこうだ。まず、出版原稿募集ということで、素人からの原稿を募る。優秀作品は自社で出版費用を負担し、商業 […]

第1414話 ■国民感情と量刑

 福岡の飲酒運転での3児死亡事故の第一審判決が出た。主文は懲役7年6月(「6ヶ月」ではなく、「6ゲツ」というのが、判決原文としては正しい)。3人の命の重さを考えると甚だ軽い量刑だと思うが、これでも法定刑の最大が適用されている。この量刑を軽い […]

第1413話 ■エンタの功罪

 前日に引き続き、お笑い関連の話題を。今となって、毎週土曜日の夜、日本テレビで放送されている「エンタの神様」が相当面白くない。確かにこの番組は放送開始から多くのお笑い芸人を世に認知させていくことで多大なる貢献があった。そのため私も好んで毎週 […]

第1412話 ■漫才の凋落

 年末休暇になって、ようやくM−1グランプリの決勝戦の録画分を見ることができた。事前にサンドイッチマンが優勝したことは報道で知っていたし、サンドウィッチマンがエンタの神様に出ていてそこそこ面白いことは知っていた。しかし、サンドウィッチマンっ […]

第1410話 ■蒲鉾屋

 大晦日の朝、玄関のチャイムが鳴る。宅配便だ。妻の母からの荷物が届いた。中には蒲鉾をはじめ若干の食料品が入っている。妻の実家は蒲鉾屋で、毎年年末にはこんな感じで蒲鉾が届くことになっている。正月の蒲鉾は買ったことがない。手前味噌だが、なかなか […]

第1409話 ■無料漫画雑誌

 首都圏を中心とした話だが、今年の頭頃から無料の週刊漫画雑誌が発行され、駅などで配られるようになった。毎週火曜日の朝晩に手配りしていた。そして、ここのところ見ないなあ、と思っていたら、今月に休刊になってしまっていた。「コミック・ガンボ」とい […]

第1408話 ■私的・小景異情

 親戚に不幸があって、急遽クリスマスの3連休は郷里・佐賀に帰っていた。2年振りの帰省であるが、街は相変わらず寂れていた。午前中に連絡があって、午後に出掛けるという慌ただしさの中、荷造りをする中身は、着替え等の他にポータブルAVプレーヤー、モ […]

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