先週末の運動会で、普段は走ることが遅い次女(小3)が障害物競争で、幸運にも1等を取った。そして、その翌日、ホームセンターに出かけた際に、「金魚を買って」と娘が言うので、1等賞の御褒美に金魚を買ってやることにした。最初は犬を見て「買って!」と言っていたから、相当安いもんだ。
水槽とエアーポンプは家にあったと思ったが、家人の話では、エアーポンプが壊れているとのこと。エアーポンプだけを探そうとしたが、結局水槽とセットで買った方が安かったのでそれを選んで、ショッピングカートに入れた。
肝心の金魚だが、最初は「琉金(りゅうきん)」という金魚を3匹買おうと思ったが、ショッピングカゴに入っている水槽を見て、店員さんがこう言った。「この水槽で飼われるのですか?。水の用意ができていないとすぐに死んでしまうかもしれませんよ」と。よくよく聞くと、金魚を新規に飼うにはカルキ抜きやバクテリアの薬品を入れて、1週間くらいその水を放置しておく必要がある、とも。
この日は一旦金魚は買わずにおいて、まず水の準備をしてからと思ったが、娘はそんな聞き分けはない。高価な琉金が翌日に全滅していては、それこそショックなので、安い金魚で試してみることにした。対象の金魚は「小赤(こあか)」。金魚すくいでよく見かける、赤い小さな金魚で、1匹30円。琉金の12分の1だ。
金魚すくいで手に入れた金魚が数日で死んでしまうのは、水のせいだろうと分かっていたが、その対策がこれまで分からなかった。それが今回、店員さんの声掛けでようやく分かった。水槽を買っていなければ、琉金を3匹買って、翌日にダメにしていたかもしれない。カルキ抜きとバクテリアの薬品も一緒に買った。後者は結構高く、980円もした。
小赤を20匹買って、水を余計に分けてもらって家に帰り、水槽にその水を入れ、それにほぼ同量の水道水を足した。そして、薬品をそこに加えた。とりあえず今は元気に泳いでいる。よく数えてみたら24匹もいた。さらに、エアーポンプが使えなくなった、もう1つの水槽で次回交換分の水づくりを行った。しばらく、その水を寝かせておく。
餌をやるのは娘の仕事。今度の金魚は長生きしそうな気がする。
(秀)