昨今、インターネットの常時接続に関する話題が、パソコン雑誌などで盛んに書かれている。ISDN回線による「フレッツISDN」がその話題の中心だ。月々4,500円+プロバイダ料金で、64Kbpsながら24時間インターネットが使い放題というプランである。もちろん、接続のための電話料金も含まれている。わが松戸市もこの8月にこのサービス対象エリアに含まれ、早速申込みを行った。まだサービス開始には至っていないが。
プロバイダ料金もあわせた月々のコストは4,900円となる(コラムWebのサーバ費用は除く)。今回、コストダウンのためにプロバイダを乗り換えた。テレホーダイも不要になる。結局、新規にISDNを申し込んだため、基本料金の差額を含めた最終的な収支は月々2,000円程度の増額となる。しかし、23時からインターネットを始めるとなると、毎晩寝るのは翌日の1時くらいになってしまう。わずか月々2,000円で睡眠不足から解放されるとなると安いものかもしれない。
何も常時接続はフレッツだけではない。地元のケーブルテレビも9月からサービスを開始した。ちょっとコスト高になるが、512Kbpsは魅力である。しかし、マンションは技術的な問題(ノイズ)でサービス開始が未定の状態である。一方、あるプロバイダは来年3月までにADSLサービスを松戸市でも開始するとアナウンスした。これまた、下りは512Kbpsである。それまで待つか?。いや、例え半年でも先に常時接続へと踏み出すことにしよう。
我が家には現在2台のパソコンがある(本当はもう数台あるが)。そのうちの一台をリビングに置いてある。家族でインターネットを楽しめるようにと、そうした。そしてもう一台とはワイヤレスのISDNルータで無線LANを構築するつもりであったが、いずれISDNからケーブルテレビかADSLに乗り換えるとなると、その時の初期費用も考えておかねばならない。というわけで、無線LANは見送りとなった。しかし、この2台をルータを経由して、ネットワーク化することは実行する。家の中をケーブルを引き回すのはさすがに無理であるが、ベランダにケーブルを引き回すことで安上がりにできる。何ともコロンブスの卵のようなこの発想を自分は結構気に入っている。この続きはまたいずれ。