10月1日は5年に1度実施される「国勢調査」の日である。みなさんのところにも調査用紙が配布されているに違いない。5年に1度なので、前回の様子は覚えていないが、実に質問の数が多く、そして細かい。漠然とした、「日本の人口はどれぐらい?」という感じの調査とはあまりにもその差は大きい。住居の広さや勤務先名称、指定された1週間内に収入を得る労働をしたか?、内職従事者は具体的な作業の内容まで例示し、その回答を求めている。
会社でもこの調査が話題になった。「大変だよねー」、「みんなちゃんと書くのかな?」。「もし、あれ出さないとどうなるのかな?」という質問に、私は「飯島直子に叱られる」と答えた。叱られてみたい気もするが。彼女が国勢調査への協力を求めるポスターが駅などにデカデカと貼り出されている。しかし、協力しない人も実のところは多いのではなかろうか?。用紙の配布と回収は原則手渡しということになっているようだが、何度行っても留守の一人暮らしの部屋というのが都会には相当ありそうだ。
毎回調査にはどのくらいの費用が掛かっているのだろうか?。配布・回収の人の手間も大変に違いない。また、集まった用紙を集計したりするのも大変だろう。ところで、この国勢調査を担当する公務員の人々はこれ以外の期間何をしているのだろうか?。オリンピック選手のように、次の国勢調査を目指してトレーニングに励んでいるはずはないし。ついでに選挙管理委員会も普段は何をしているのかも知りたい気がする。日本の人口や生活の実態の調査よりもこちらが気になって仕方ない。