創刊から3号が配信されている。「秀コラム」の読者の中にも、少なからず読者登録してまで読んでいる人がいることだろう。しかし、あのメルマガ、面白いかい?。もし面白いと毎回の配信を楽しみにしている人は、申し訳ないが「秀コラム」を読むのは時間の無駄かもしれない。
私もとりあえず話題に取り残されないために、官邸のWebサイトからバックナンバーで読んでみたけれども、正直つまんなかった。200万人読者はさておき、読者アンケートで「おもしろい」と答えた人が結構多かったことには驚いた。まあ、こんなアンケートに答えて来る人は、積極的にイエスかノーの人である。読者登録をして購読しているからには、イエスが多いのは予想できるが、読者数が一向に減らないのが不思議でしょうがない。
どこがつまらないかというと、内閣メルマガと題しているにも関わらず、具体的な政策の話が全く載っていないところだ。各大臣のコラムは職務に絡んだ話を書いているものの、回想話や「がんばります」という、挨拶程度でしかない。塩爺に至っては職務とは全く関係ない話を書いていた。「間口を広く」と、政策などの難しい話を書かない理由を説明していたが、その結果がこの程度のメルマガというのは、あまりにも読者をバカにしているように思える。
先日ニュースで、小泉総理がメルマガスタッフの仕事場を訪れ、彼らを激励するシーンが流れていた。そのスタッフの数、10人(正しくは8名で、今後14名に増やすらしい)。メルマガだけでなく官邸のWebサイトのメンテナンスも含まれているかもしれないが(読者からのメールの整理があるらしい)、この人数には驚いた。いや、それ以上に呆れた。これも税金で賄われている。この他、このメルマガに関して驚いたことは、小泉内閣メルマガの解説メルマガというのが第三者により発行されていることである。この程度のメルマガに解説が必要か?と、疑問である。だったらいっそのこと「小泉内閣メルマガ裏読みメルマガ」でも始める?。言いにくい題名だから、きっと流行らないと思うけど。
(秀)