私がそのストライプデザインの「アクアフレッシュ」の姿を初めて見たのは、ポパイか何かの雑誌での写真だったと思う。それからしばらくして現物にも接したが、それは輸入物であった。資料によると、当製品の日本での発売は’81年となっているので、その前年ぐらいの話だと思う。最初は2色のストライプだった。
チューブから絞り出すと最初は綺麗な2色のストライプが現れる。朝から気持ちが良い。できれば、マヨネーズの様に星形でひねり出されれば面白いのにと思ったりした。やがてそれは3色のものになり、ラミネートチューブのものから、スタンド型のものまで登場した。
それにしても不思議なものだ。チューブ型の場合、このはみがきが出てくる口は直径1センチにも満たない。一方、チューブの後ろにいくにしたがって、その径は大きくなる。中ではいったいどんな形で入っているのだろうか?。金太郎飴のように、直径3センチほどの、ぶっといストライプのはみがきの固まりが入っていて、絞り出されるときにそれが細くなってあの口から出てきているのだろうか?。さすがに最後あたりでは色が混ざっていた。均一に絞り出さなかったせいだろうか?。
歯科医で歯磨きの指導を受けると、今までの自分が歯磨き(粉)を付けすぎていることに気づく。CMでは歯ブラシ全体に乗るように歯磨きを付けているので、それをまねていたが、本当は半分以下で良いと教えられた。「味の素」が消費量を増やすために、あのビンの穴を大きくしたように、歯磨き会社は歯ブラシを必要以上に大きくして、あんなCMを流しているのかもしれない?。
(秀)