小泉首相の再訪朝をめぐる家族会の反応に対し、世間からの批判が相次いでいる。イラクでの邦人拉致事件の際の被害者家族にもほぼ同様の批判、抗議が起きた。その中には、わざわざ電話やメールで相手に過度とも言える意思表示をする人がいる。本当にマスコミが流す情報や映像の影響は怖い。その部分だけを抜き取って編集し、繰り返し流す。発言者の意図は誇張され、歪められる。
家族が政府を批判している問題の映像がテレビで流れるとそれが引き金となって、抗議の電話やメールが殺到するとのこと。ここでいくつかの疑問。イラクの際に被害者家族に抗議や批判（嫌がらせ）の電話をしていた人達と今回の家族会に同様のことをしている人達は同じ人達なのだろうか？。それに彼らは「クレーム癖」を持った特殊な人々か？。私の思い込みかもしれないがともにその答は「Ｙｅｓ」のような気がする。そして批判や抗議が相次いでいることが報道されることで、快感を反芻しているのではなかろうか？。
一方、様々な詐欺事件。オレオレ詐欺から、最近では「年金未納通知詐欺」、「ファイル交換ソフト賠償請求詐欺」というのまで現れた。いろいろと考えつくものだと感心（？）してしまう。犯人は同じ輩ではなかろうか？。前述のクレーマーも含め、もしこれらがそれぞれ同じ人達ということなら、現在起きているこれらの現象は同じ人から繰り返されているだけなのかもしれない。さて、次に彼らは何に対して繰り返しを見せてくれるのだろうか。ただ、不快なことであることは間違いない。
（秀）