記者会見のスタイル。不祥事を起こした企業などが会見を行う場合、その中の一番偉い人が中央にいて、多少のコメントをし、立ち上がり、何かを確認するように左右にちょっと視線を泳がせた後に頭を下げる。そしてそれに倣って、両脇のおじさんたちも立ち上がって頭を下げる。
一方、同じ企業ものでも、会社間の業務提携などの記者発表の場で、最後に写真を撮るために、その会社の偉い人同士が手に手を取って笑っているのがある。あれって、冷静に見るとバカらしくないか?。それも3人も4人もいい年こいたオヤジが。お互いを見合うだけでなく、順にカメラの方に向きを変えて笑っている。気持ち悪い。あれはカメラや観客があるからやっているわけで、取材も何もないところであんな感じで握手していたら相当お馬鹿だ。二者間で次々に握手するくらいだろう。
これが政党の大会などとなると、新たに選出された執行部なんか壇上でが握手の後にその手を取って、挙げる。ついでにその手を振ったり。
さて、安倍改造泥船内閣の組閣に先立ち、自民党三役の役員人事が行われた。その新たな顔触れが総裁を中心に皆で手を握り合っている写真が公開された。やはり、オヤジの両手握手は見苦しいし、見ている方が恥ずかしい。
(秀)