コラムのデパート 秀コラム

第733話 ■3年が経った

 今日は記念すべき日である。「秀コラム」は3年前の今日、4月9日に誕生した。その日は金曜日。翌日からいきなり休みなのは、続けていけるのかちょっと不安があったからだったような。とりあえず始めるにあたり3つのコラムを書いた。その中で最も自分が面白いと思った「電車がないということ」をまずリリースした。その3つを使い切る前にコラムを次々に書き上げ、何とかペースを維持できるようになった。平日日刊のペースはこのときから続いている。

 記念すべき第1話「電車がないということ」は自分らしい作品だと今でも思っている。そもそも私がこのコラムを書き始めた動機というのは、懐かしい話を忘れないうちに書き残しておきたい。田舎から上京した際に感じたカルチャーギャップ(ショック?)を文字にとどめたいというものだった。後者はあからさまな手垢のついたネタではいけない。地元(田舎)では当たり前に思えていること、逆に都会では想像すら及ばない(考えてみようとも思わない)その文化差を書いてみたいと思った。

 本来の懐かし話も書いている途中で、いずれ懐かしくなるであろうネタや事件、また時代の同時者(こんな言葉が果たしてあるのか?)としてのやじ馬根性も手伝い、ネタの対象は広がり、ドラマネタなども加わって、「コラムのデパート」と称するに至った。その一方で非常に書きたい時事ネタが登場してもあまりにも当たり前すぎる主張になってしまうものは避けてきた。「こいつは悪い、けしからん」だけの文章なら誰にでも書ける。これほど簡単なものはない。そんな文章はあまたある。読者諸氏はそんなコラムを望んでいる訳でないと思う。だって皆さんそうでしょう?。

 今日は4年目のスタートでもある。まずはめでたい。

(秀)

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