文化

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第2011話 ■献本プロジェクト

 自分が中高生の頃にもっとやっておけば良かったと、今更ながら思うことの一つは「もっと本を読んでおくべきだった」ということだ。今となって、たくさんの本を読むようになっているが、当時はほとんど本を読むことがなかった。その後、幸いにも読書する習慣 […]

第1976話 ■携帯電話の無粋

 私見ではあるが、世の文化的な活動のピークは1980年代だったと思っている。機械技術の進歩で、デジタルによる様々な表現手法はその後に開発されたわけだが、その当時に精一杯の知恵を絞っていた様子や、既に全てのものは出尽くした感があったりして、こ […]

第1966話 ■1966年

 当コラムも二千話の達成に向けて、ほぼカウントダウンに入った。奇しくも号数が、西暦として馴染んだ形での数字となっている。1966年は私が生まれた年だ。1966年、もちろん記憶していることなど何もない。以前にも書いたが、私たちを一括りに表現し […]

第1956話 ■昨今の著作権に関する騒ぎについて

 週刊少年漫画雑誌を発売日前に入手し、その内容をネットで公開していたとして、国内で初めての逮捕者が出た。報道によると、このサイトが広告収入として得た金銭は3億円超と伝えていた。盗んだもので荒稼ぎをしていた、とんでもない話だ。同様のネタバレサ […]

第1807話 ■名刺と肩書き

 あなたは名刺をお持ちだろうか?。勤め人であれば、普通は一種類の名刺を持っていることだろう。会社のみんなが同じデザインで、グループ会社のそれも同じだったりする。ただこれは使い方が極めて簡単である。ビジネスの場で相手と交換すれば良い。中には「 […]

第1780話 ■遊廓跡

 落語に廓噺というのがある。江戸落語の場合、その多くは吉原を舞台としたもので、一部は吉原以外に品川などを舞台にした廓噺というのがある。かつての吉原は公的な廓で、それ以外の場所は非公認な場所とされていた、らしい。吉原は遊女三千人御免の場所、と […]

第1779話 ■野獣郎見参

 魑魅魍魎。書けないけど、読める。読めさえすれば、こうして文字が出てくるからパソコンは便利だ。さて、この魑魅魍魎とは我が長男が高校の文化祭のクラス演劇で演じた役だ。本人から事前に何も聞かされていなかったので、会場で配役の掲示を見たときには驚 […]

第1762話 ■遺稿整理

 最近、ある人の遺稿の整理に着手した。その人と存命中に面識があるわけでなく、また、遺族の方からの依頼があったわけでもないが、見つけ出した宝を何とか本などの形にして日の目を見る状態にしたいと思っている。ちょっとした出版プロデューサー気取りであ […]

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