今日は異例ながら、昨日のコラムの最後のオチについて解説したいと思う。実際にあのオチを分かっていただけた方はどれほどいらっしゃっただろうか?。まずほとんどいなかったろうと、リリースした後、冷静になるとちょっと心苦しくなった。このまま放置しておいてももちろん構わないのだが、それでは単に正確に芸能人の名前を覚えられないオヤジの真似か?、(秀)もついにやきが回ったか?、と思われておしまいである。これではせっかく技を掛けて一本勝ちをおさめたかに見えたが、その技が「内股すかし」というあまりにも難しすぎて審判に認めてもらえなかった、シドニーオリンピック柔道の篠原選手を思い出し、さらに一緒になって腹を立てたことを思い出し、気持ちが収まらなくなった次第である。
まず肝心のオチの部分であるが、新田恵利(元おニャン子クラブ)の写真を見て、それを新田恵美とボケてみせるというものだった。これは名前を正確に覚えていないわけではないし、そのような振りをしているわけでもない。新田恵美なる人物は実在した。もちろん芸名なのだが、それは新田恵利のそっくりさんということで、わざとつけた芸名である。写真で、しかも撮影した角度によっては特にそっくりだった。
さて、その新田恵利そっくりの新田恵美が何者であったかであるが、彼女はその当時のAV女優だった。それ以前に活動していたかどうかは分からないが、突如、新田恵利そっくりのAV女優として注目を浴びた。もちろんごく限られた対象においてだが。当時はこの手のわざと当てつけた名前のアイドルそっくりさんAV女優が他にも何人かいた。
ところで、ちょっと気になることがある。私の記憶が確かならば、「あの人は今?」に新田恵利も出たはず。その際にこのギャグ使われていないよなー。もしそうなら散々コケにした彼らと同じ穴のムジナになってしまう。ゴールデンタイムのスペシャル番組ということでこの手のギャグはなかったろうと、今さらながら祈っている。それにしても、自分から振ったボケに対して自分でその後の解説を書くのはどうもみっともない。
(秀)