2008年4月8日

第1475話 ■よしだ文庫

 私が小学4年生の時、実家の2軒先の吉田さんの家が、「よしだ文庫」なる私設図書館を開設した。家の離れを使って、十畳ほどの和室に子供向けの本を中心に個人の蔵書を並べ、閲覧と貸出を始めた。このおばさんは元学校の先生で、子供好きであることと、自分 […]