第168話 ■ロビンソン

 私が卒業した高校の校歌は学校名が微塵も出て来ない、それはそれは校歌とは思えないような校歌であった。そんなことはみなさんに全く関係のない話であるが、ストーリー展開上、書き出しとしては大変重要な話である。  スピッツの新しいCDが発売された。 […]

第167話 ■ガチンコ

 TOKIOはジャニーズ事務所一の働き者に違いない。テレビのレギュラーの数からそう思った。しかも実際にロケを伴うようなものばかりである。ただ、メンバー全員が揃ったロケというのはごく稀である。長瀬や松岡はドラマの関係でレギュラー番組でのロケの […]

第166話 ■宝くじ

 今年もまた、年末ジャンボ宝くじの季節がやって来た。ジャンボ宝くじのようなメジャーな宝くじが発売される度に「もう、買った?」と私に尋ねてくる人がいる。5年ほど前のことが原因で、どうやら誤解されているらしい。その出来事とは、「DAISUKI」 […]

第165話 ■人のブランド化

 とても痛ましい事件(文京区音羽の女児殺人事件)であったが、世間の関心はその背景となったと思われる「お受験」の実像を覗き見ることに集中した。何となく予想は出来ていたが、お受験の実態はその予想を軽く上回っていた。倍率が100倍にも達するような […]

第164話 ■討入りでござる

 うっかりしている間にとうとう、討入りの日を迎えてしまった。今日は12月14日。もちろん忠臣蔵の話である。ところが、NHK大河ドラマ「元禄繚乱」は先月末に討入りを果たし、14日を待たずして、放送は終了してしまった。これでは、熟すのを待てずに […]

第163話 ■幸運のキーワード

 一口に占いと言っても、中身(診断の手法のことではない)は大まかに2つに別れると思う。その1つはいわゆる「性格判断」というものだ、「○型のあなたは・・・」という書き出しで始まっていることが多い。初めて会った人に血液型や星座を聞いて、相性を占 […]

第162話 ■電撃結婚

 鈴木一郎君が結婚した。こう言うと何だか身近な友達のようなだが、彼は世間的にはイチローと呼ばれている。もちろん、友達でも何でもない。お相手はご存知の通り福島弓子元TBSアナである。何度か彼女をテレビで見たような覚えはあるが、彼女の年齢やプロ […]

第161話 ■結婚経済論

 世はまさに男あまりの時代である。単純に数を比較しただけでも男性の5人に1人が結婚出来ない勘定だったような気がする。かと言って、数さえあえば誰でも良いと言うわけではない。これは男女お互い様のことであるが、数の上での女性優位は、やはり不動であ […]

第160話 ■インタビュー

 山形新幹線が新庄まで延伸されたということをニュースが伝えて、予想通りに利用客にインタービューをしていた。聞こえて来る声はやっぱり、「便利になって良かった」というものばかりである。利用者がそう言うのは当たり前のことで、文句がある人が開業初日 […]

第159話 ■映画人になりたかった

 かつては映画人になりたかったが、どうすればなれるかもわからないまま、何の努力もしなかったため、サラリーマンに甘んじている。一般的に映画好きという人は洋画を多く見る人のようだが、私が見るのはビデオも含め、邦画がほとんどである。洋画は見てて分 […]

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