第1694話 ■レコーダー不調
我が家にある3台のDVDレコーダー(さらにもう1台、ブルーレイレコーダーがある)のうちの1台が不調に陥り、そのショックとリカバリーで昨日はコラムを書くことができなかった。メーカーや商品名を書こうかと思ったりもしたが、私の基本姿勢として、政党や政治家は実名で批判を書くが、企業等の批判は敢えて実名を挙げて行うまでもないだろうと思っている。ただ、私のコラムやブログの数々をそこそこ読んでいる人は、どこのメーカーの製品なのか分かることだろう。
仕事から帰宅して、久しぶりにそのレコーダーの電源を入れたら、起動直後に「ディスクに問題があり、再生以外できません(HDD)」とのメッセージを表示した。あわせて表示されていた内容は「了解」のボタンのみ。「誰がそんなことを了解すんだ!」と怒りながらも「決定キー」を押す。これまでに録画していたものは全て残っているが、ここ数日に録画予約していたものが全て録れていない。
録画していたコンテンツがたとえ無事でも「コピー禁止」のコンテンツはDVDにダビング(移動)もできない。HDDが書込み禁止になった状態だから、再生以外の何もできない。再生を途中で止めたら、ポジションメモリーも効かずに、また最初からの再生開始となる。
実はこのレコーダーでこの現象が出たのは2度目のことだ。初めて出たときにメーカーのコールセンターに電話をしたら、「HDDを初期化してください」と言われた。その回答の素早さに、結構頻発している現象だと思った。今回もそれで直るのだろうが、録画したものを見てしまう暇はなく、そのほとんどを諦めるしかないという結論に至る。
一通り、見切りをつけて、「えい、やっ」とHDDの初期化を始めると、あまりにも短時間、数十秒でその作業は終わって、録画コンテンツが一掃されたかわりにHDDへの書き込みが可能となった。
私は結構このメーカーの製品が好きで、今所有しているDVDレコーダーは3台ともこのメーカーの製品である。しかし、いずれもDVDドライブが壊れては自分で交換修理を行うなど、まともに無故障で動いているものは一つもない。液晶テレビも同一メーカーで3年間に3回修理した。最もひどかったのは液晶の画面の縁から液漏れのような黒いシミが出た。このときは保証期限が過ぎていたが、重クレームとしてメーカーが無償で液晶パネルを交換してくれた。だから、アフターサポートが良いメーカーと喜んでいられない。
もうこのメーカーの製品は二度と買わない。周りから聞かれた場合も「そのメーカーは止めた方が良いよ」とアドバイスする。機能的には魅力があるが、そもそもの品質が全く良くない。どこのメーカーのことか気になる人は「秀チャネル」のブログで探して欲しい。
(秀)
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