第107話 ■LOVEマシーン
- 1999.09.20
- コラム
後藤真希の加入以来、世間のモーニング娘。への注目度が増している。モーニング娘。は福田明日香の脱退以降、追加メンバーを2名として公募していたが、そのオーディションの結果、新たにメンバーに加入したのが後藤真希である。当初2名のはずだったが結果は一名のみであった。その理由は「彼女があまりにもずば抜けていて、もう一人が霞んでしまうから」と説明されている。このオーディションの模様は「ASAYAN」で放送されていたが、最終選考に4名残ったところで、後藤の当確は見るからに明らかであったが、あとの3名はどんぐりの背比べで、モー娘。には馴染まない感じもあった。結果として、追加1名という選択は正解だったと思う。ただ、茶髪(かなり金に近い)の13歳というのは穏やかではない。
そんなことを思いながら、自分のネクタイ選びの行動を検証してみた。自分がネクタイを買うときは大体2本一緒に買う。2本でいくらというわけではなく、特に思い当たる理由などはない。しかし、ほとんどのケースがそうである。そもそもネクタイを買うこと自体が衝動買いである。ネクタイを買いに行くのではなく、ついでに通りかかったネクタイ売場を見て、たまたま気に入ったものがあったら買うのだ。まずはその1本を手に取り、そして、もう1本を探すのだが、そのもう1本がなかなか決まらないのである。なんとかも1本を選び出し、2本を買い求めても、後から決めたもう1本を締めることは当然のごとく少ない。この現象から判断すれば、タンスの中のネクタイの半数がそのようなネクタイだということになる。今後はモーニング娘。を見習って、迷って2本買うよりは、1本のみでもやめることにしよう。
さて、話をモーニング娘。に戻そう。新生モーニング娘。は新曲「LOVEマシーン」でオリコン初登場1位を獲得した。これは紛れもなく後藤真希効果と言っても過言ではない。それにしてもあの振り付けは何とかならないだろうか?。作詞・作曲はつんくであるが、編曲は「ダンス☆マン」となっている。ダンス☆マンの正体についてはそのうち機会があれば触れてみよう。現在、モーニング娘。のメンバーは8名である。今回の追加メンバ11名の選択は確かに正解だったが、メンバーの中には存在感の希薄な、私のタンスのもう半分のネクタイのようなメンバーがいそうな気がしてならない。
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