第1193話 ■紅白と年賀状

 新年明けましておめでとうございます。秀コラム6回目の正月を迎えました。本年もご愛読宜しくおねがいします。

 さて、昨年の紅白歌合戦はマツケンサンバ2を除き、取り上げて注目すべき内容もなかった。40%を切った歴代最低視聴率もうなづける。ところで紅白歌合戦は毎年初出場者の記者発表が行われ、それがマスコミなどで取り上げられている。だいたい10組くらいがそれに参加しているとすると、それは昨年の出場者から10組くらいが落選したことを表している。詳しく調べてみた訳ではないが、初出場のみで翌年に出られなくケースが最も多いようだ。その一方でヒット曲もないのに毎年出場している歌手がいる。比例代表の名簿の上位に指定されていて、努力もせずに必ず当選できる議員のようだ。

 正月明けて、年賀状が届いた。自分は年末30日に投函したため、先方にはまだ届いていないはず。ちょっと心苦しい。それに出していない相手からの年賀状が届いている。異動になって旧組織の人と付き合いがなくなると、年賀状はいいかな?と思って出さないでおいたが、先方は送って来た。ここで送り返さないと来年は送ってこなくなるだろう。少なくとも私の場合はそういうルールにしている。しかし、いただいた年賀状に返事を出さないというのも心苦しい。

 両方とも同じタイミングで出さないようになってくれればすっきりするのだが、このフェードアウトさせるタイミングが難しい。紅白歌合戦の出場者も同様だ。(世間や国民が)本当に紅白歌合戦に出て欲しい(出て当然、出る資格があると思う)のはどれくらいだろうか?。同様に本当に年賀状を出したいと思っている相手はどれくらいだろうか?。

 さてさて、これから年賀状の追加発行を始めるとするか。

(秀)