第1529話 ■笑点・大喜利のはなし

 日曜日の夕方放送されている「笑点」。意外にも周りで見ている人が多い。先日の歌丸師匠の腰の手術のための入院発言を受け、「来週からの司会はどうなるんだろうね?」というネタが共通の話題となるほどだ。どういうわけだか、たい平師匠が大喜利の司会を務め、案の定、ダメダメだった。

 さて、大喜利と言えば、出されるお題に対して、「よくもまあ、あんなにポンポンと答が浮かぶなあ。噺家さんは頭が良いんだね~。(一人を除いて)」、と思う人多いのではなかろうか。しかし、所詮はテレビ番組だ。リハーサルがあれば、台本もある。まさか個々の回答までも台本に書かれているはずはないが、お題は書かれているはず。お題は予め告知されているということだ。

 それと、これは会場で収録のもようを見た人からの話であるが、各自が持っている扇子にメモを書いているようで、他人の人が答えている間はカメラに写らないから、その間に予め考えて来ていた答をカンニングしているらしい。要は大喜利なんてアドリブでやっているわけではない、ということだ。それなのに「やーねー」程度しか答えられない黄色い男が番組に必要なのだろうか?。

(秀)