第1695話 ■今度はテレビが...

 先日、我が家にある、某社のDVDレコーダーが不調に陥った話を書いたが、今回は同社の液晶テレビの不具合が見つかった。いったいこの会社の品質はどうなっているのだろうか?。例によって、会社名と製品名は伏せておくことにするが、私は相当腹を立てている。

 このテレビ、購入から3年2ヶ月経った、42インチの液晶テレビであるが、この間に3度も修理を行っている。まず最初はスイッチを入れた直後に画像がモノクロのネガ状態で表示され、しばらく経ってようやく正常な画像が表示される事態に陥った。これにより、メインコントローラーのモジュールを交換した。

 続いてはテレビを見ている途中で、勝手に電源が瞬断する現象が起きた。電源ユニット部を交換したが改善されず、今度もメインコントローラーのモジュールを交換したら、改善した。結局、最初に修理で交換したメインコントローラーのモジュールが1年半ほどで壊れたことになる。メインコントローラー部分がこんな間隔で壊れるのもそもそも問題である。

 そして最近の修理は液晶パネル自体の交換である。液晶画面の上部から液体をこぼしたような黒いシミの影が出て、メーカーのコールセンターに電話した。様子を見に来た修理会社の担当者に「御社の品質はこんなもんか?。まだ3年も経っていないのに」と強くねじ込んだら、工場にエスカレーションして、重クレームとして無償で修理対応してくれた。

 この液晶パネルの交換を行ったのが、つい3ヶ月ほど前のことである。なのに今度は、液晶の層に曇りのような縦のラインがぼんやり現れた。先の液晶パネルの交換の際に修理担当者が「今回は無償ですが、次回は有償です」と言い残して帰って行ったが、わずか3ヶ月で交換した液晶パネルが不具合を出した事実にどう釈明するのだろうか?。本気で有償修理を求めてくるのだろうか?。

 まずは明日に修理担当者が様子を見に来るらしい。今度は私がいる別の日にメーカーの品質担当者でも呼びつけてやろうかと思っている。レコーダーと言い、テレビと言い、このメーカーの製品は機能的に魅力があるが、品質的に大いに問題がある。

(秀)