蓮舫民進党代表代行の二重国籍問題について。台湾籍が残っていたとの発表が本人により行われた。これまで「17歳のときから日本人です」と重ねて言っていた。別に私は国籍のことを問題に党の代表が不適であるとか、国会議員をやめろなどと言うつもりはない。そもそも日本国籍があることが国会議員に立候補したり、大臣たる場合の要件なのだから、この国籍問題そのものが民進党の党首となるネックではないはずだ。ただ、私が以前書いた、都知事選を回避すべき理由として予想していたことが、根本の問題は違えども、きっとこんな嫌がらせがあるに違いない、と思った通りになった。

 しかし、結果として彼女が嘘をついていたことを許容できるかどうかは別問題だろう。政治家はいかなる嘘もダメと言うのか、そもそも問題ではないことに対する嘘なのだから、この場合の嘘はその原点に立ち返って問題なしとするのか?。政治家の嘘を咎めていたら、世の中の政治家は消えてしまうことだろうが。どちらかと言うと今は富山市議の政務活動費不正請求問題の方に私的には関心が高い。

 あくまでも自身の個人的心象の観点からだが、彼女は台湾籍が抹消されているのかどうかをさほど気にしておらず、その場を取り繕うような形で嘘をつきだしたのではなかろうか。そして、揚げ足を取られて追いつめられる。しかし、このような人は今回は逃げきれても、いずれまた同じような轍を踏む可能性が高い。まあ、その党の党員なり、党友なりで決めれば良いことだが、それを期待して順番を待っている人も党内にはいるはず。

 私としては、政権を狙う野党第一党の党首が参議院議員であることに引っ掛かる。憲法上、国会議員であれば総理大臣になれるが、その例はないし、不文律ながら国会ではそういう認識だと聞いたことがある。解散権云々の前に、身分としても衆議院議員が上だと彼ら自身がそう思っているからだろう。小池百合子氏が都知事選に出る際に辞職した衆議院東京10区の補欠選挙が近々に行われるので、そこに立候補して、衆議院への鞍替えを勧めたい。予算先議権のある衆議院の予算委員会に出られない野党党首ではあまりも迫力不足だ。

 「2位じゃダメなんでしょうか?」
→はい、それでは野党のままです。連立政権を目指そうにも、共産党との連立を掲げての選挙では、そこまで勝てないでしょう。
→はい、衆議院小選挙区はトップでなければ当選できません。
 「2つじゃダメなんでしょうか?」
→はい、罰則はないですが、日本では二重国籍を認めていません。

(秀)