ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が好調である。そして今晩はその最終回。ガッキーが可愛いのはもちろんのことで、一方で星野源演じる、津崎平匡もはまり役として好感を呼んでいる。けど、この平匡さんの原型は映画「箱入り息子の恋」にあったと思う。「逃げ恥」ファンには是非この映画を見て欲しい。

 星野源演じる天雫(あまのしずく)健太郎は市役所に勤める35歳独身。実家に両親と同居している。毎日、市役所との往復だけで、自宅では部屋に篭ってゲームばかりやっている。趣味は貯金といった感じ。両親は健太郎に早く結婚して欲しいと親同士での婚活に参加している。

 そんなとき、健太郎は市役所からの帰り道に、雨宿りをしている女性に出会い、持っていた傘をその女性に貸し与える。几帳面な彼の傘には「天雫健太郎」という名前シールが貼られていた。偶然にも親同士の婚活で当人たちのデータを交換していたこともあり、二人はお見合いをすることになった。名前の通り、雨の日の、雨の雫が出会いとなった。

 IT会社勤務の平匡さんに比べると、健太郎は野暮ったい。メガネ一つとっても、野暮ったい。けど、そこが良い。彼が演じる独身男性は妙にリアリティがある。両方とも女性経験がないという設定は同じであるが、健太郎は平匡さんに比べると果敢に攻めている。相手役の設定状況もあって、「箱入り息子」の方は泣ける。一方、「逃げ恥」の方は泣くスタイルではない。

 さて最終回。打算的な理由によるプロポーズを断られた平匡さんは会社もリストラされ、果たしてどうなるのか?。個人的には、伯母の百合ちゃんのことの方が気になっている。まあ、最後はハッピーにみんなで恋ダンスなんだろうな。

(秀)