第1122話 ■Qちゃん争奪戦
- 2004.03.15
- コラム
アテネオリンピックのマラソン代表選手の発表。高橋尚子選手は候補から落ちた。今日のトップニュースである。これが大方の予想通りに代表入りとなっていればそれほどのニュースバリューはない。代表に決まった3人よりも落選した高橋選手の扱いの方がはるかにでかかった。代表選手の立場は?。それよりもニュースで取り上げてくれなかった男子の代表選手はもっと辛かろう。知らないからどうでも良いけど。
それにしてもQちゃんは強い。本当は代表入りを見込んで記者会見をセッティングしていたのかもしれないが、一転しての落選会見。どこまでが本当の心情か分からないが、気丈に淡々と質問に応じて、これまたどこまでが本気か分からないが笑顔すら見せていた。しかし、小出監督の話を聞きながら瞳が濡れてきている姿は見ていて辛かった。
さあ、ここでアテネへの出場がなくなったことでQちゃんの争奪戦が始まるに違いない。自民党か?、民社党か?、スポーツ選手だからと言って、スポーツ平和党という線はなかろう。今夏実施される参院選である。31歳と被選挙権もOKである。
それともう一方の争奪戦はオリンピックでの解説者やレポーターとしてQちゃんを使いたいという、したたかなマスコミのたくらみである。野球の代表監督がダメなら、せめて解説者にでも、ともちろん長嶋さんも狙われている。そんな奴らの前で今日Qちゃんは気丈に振舞った。これでまた好感度アップ。
(秀)
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