第1563話 ■後継総理の寿命??
- 2008.09.02
- コラム
どう考えても、貧乏くじである。次の総理大臣。ほぼ本命ということで、麻生総理大臣との仮定で話をしよう。多少は支持率も上向き、ある程度早いタイミングでの解散総選挙となることだろう。選挙結果の予想としては、福田総理での解散総選挙よりは多少良い結果になるだろうが、今の自民党にはいろいろとネガティブな要素が多い。第一、景気が良くなく、国民の不満は大きい。後期高齢者医療制度や年金の問題もある。
前回の郵政民営化選挙の時に比べると、自民党は議席が減ることは間違いない。普通に考えれば負ける選挙だ。問題はどのくらいの負けまで麻生政権は許されるのか?、ということだ。微減ならば良いだろうが、たとえ自公連立で過半数を制しても、その数如何によっては、総理の責任論が出てくることが予想される。
もし、大負けしてしまえば即退陣だ。最悪、自民党が下野する可能性すらある。公明党も恐らく議席を減らすことになるだろう。そうなると、自民党と連立を組むことの旨みがなくなり、一気に民主党との連立に寝返る可能性も出てくる。いずれにせよ、自民党に明るいシナリオは想定できない。よって、次期政権は短命に終わるとの予想になる。
私の政局予想ネタはあまり当たらない。ただ、もっとも面白く、やや大袈裟でスリリングなシナリオを展開することにしている。今回はどうだろうか?
(秀)
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