第713話 ■5年3組魔法組

 昭和51年12月からの放送開始ということは、当時私は小学4年生だった。翌年4月には5年生になって、このクラス替えのタイミングで5年3組になりたかったのは言うまでもない。当時はこんな子供達が全国的に多かったに違いない。しかし、あえなく私は5年4組に。一方、番組の方はそのまま5年3組のままだった。当たり前か。

 魔女から魔法の七つ道具をもらった、チクワにガンモにハテナマン、こんなあだ名の少年3人と女の子二人の5人組が毎回珍騒動を巻き起こす実写特撮ドラマであった。マジッカーという乗り物で空を飛び、マンガンキーという道具ではどんな願いも叶うが、その後には必ず「しっぺ返し」が起きる。出てくる魔女の名前が「魔女ベルバラ」というのにも時代を感じさせる。

 テレビ探偵団で当時アシスタントであった山瀬まみがもう一度見たい番組の1つとして話をしていた。もちろん、私がもう一度見てみたい番組の1つである。こんな風に我々の同年代の中では熱心なファンは多いはずだが、再放送はほとんどなされていない。地域によっては再放送もあったようだが、私の地元ではなかったし、スカパーなどでも放送されていない。ビデオなどにもなっていない。

 これまでも何度となくこの番組について書こうと思っていたが、今ひとつ踏み込めなかったのは自分の記憶を整理するための資料に乏しかったからだ。ところが今回、当時のこの番組のおもちゃを入手することに成功した。魔女バッグ、あるいはMJバッグと呼ばれていたバッグのおもちゃを購入した。テレビに出てくるそのバッグはスポーツバッグぐらいの大きさだったと思うが、私の元に届いたそのバッグは長さ30センチとかなり小振りなものだった。今後もし、私の記念館ができた際には昭和50年代のコーナーに飾ることにしよう。少なくともWebでの記念館ぐらいはできるかも。

 それではいつものようになつかしいフレーズで締めくくろう。「アバクラタラリン、クラクラマカシン。そーれゆけ、5年3組 魔法組」。

(秀)