2000年5月

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第273話 ■ロケ地・幕張編

 幕張地区(千葉県千葉市美浜区)の風景がテレビで映し出されることがしばしばある。この一帯は辺鄙なオフィス街のため、夜は人通りが絶えてしまうし、休日にはほとんど車も通らない。このため、休日には絶好のロケ地となる。CMやドラマの撮影などで使用さ […]

第272話 ■中間テスト

 今日、仕事で昼間外出した際にやたらと学生の姿が目についた。「こんな早くに学校が終わるのか?」と思ったが、どうやら中間テストの期間中ということで納得した。そう思っても観察すると、なるほど電車の中でテキストや参考書らしきものを開いている割合も […]

第271話 ■含み益

 テレビ東京の「お宝 何でも鑑定団」を見ていての楽しみはいくつかある。紳助の素人相手でもおかまいなしのつっこみ、VTRによるうんちくの紹介。自分が興味のある分野の話が出て来たりしたときは真剣に見てしまう。それに、強気の鑑定依頼者に対して、偽 […]

第270話 ■おもしろ文具

 文具用品にいろいろと仕掛けが付き始めたのは私が小学校にあがった頃からだろうと思う。筆箱にはダイヤルや磁石(何故か電子ロックと呼ばれていた)で鍵が掛かるようになり、「とびだす筆入れ」なるものでは、筆箱の中に仕掛けられたそのボタンを押すと、鉛 […]

第269話 ■幽体離脱の方法

 まず、仰向けに寝る。全身をリラックスさせながら、目の前約30センチのところの一点に「気」を集中させる。そして、この集中を続けながら静かに目を閉じる。「気」が十分に集中できたら、ゆっくりとその点を頭の方に円弧を描く形で90度移動させる。後は […]

第268話 ■神様なら怖くない

 社会に出ると色々なものが見えてくる。学校で教えてもらったことよりもこっちの方がう~んと有益だったりもする。唐突だが、「お客様は神様です」という、あの言葉はウソである。親身になっていろいろと似合う服を探してくれるカリスマ店員も本当にその客に […]

第267話 ■それいけ無責任

 先週末はビデオでクレージーキャッツの映画を4タイトル見た。スカパーで正月頃から録りためたもので、確かまだ5、6タイトルは残っているはずである。同様に「社長シリーズ」も5、6本あるし、これに「駅前シリーズ」や「旅行シリーズ」も数本抱えている […]

第266話 ■先生

 「先生」とは文字通り、先に生まれた人という意味がもとになっており、今の日本語で言えば「先輩」という言葉があたるのか。しかし、先輩・後輩というのは両者が共通の組織に所属した、などの条件が加わるため、漠然と年上というだけではなかなか使用しない […]

第265話 ■QUIZ

 ついに出るべくして出たと言うべきドラマの登場である。TBSで金曜10時から放送されている「QUIZ」はまさにそんなドラマと言える。おそらく、個々の発想というか仕掛け自体はそれほど新しいものではないが、一度にこれらが束になってしまうと、新し […]

第264話 ■味中華

 車を駐車して、1時間ほど人を待つことがあった。こんなときは本を読むかコラムを書くことにしている。するとトイレに行きたくなった。通りの向こうのスーパーマーケットにトイレがあるのは分かっている。それは店外から出入りするスタイルだ。それを利用す […]