2000年5月

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第263話 ■ショウは終わった?

 ひいきにしている劇団がようやく1年間の活動休止期間を終え、6月公演で復活することになった。劇団の名は「ラッパ屋」。ここ2、3年でにわかに注目を集め、最近はチケットを取るのも大変になって来た。最近は主宰の鈴木聡氏が東芝日曜劇場「海まで5分」 […]

第262話 ■ミドリシマ・タネオ

 今日は朝から子供のドッジボール大会を見に来ている。小学校の授業などでやった、ドッジボールと基本的には同じであるが、競技としては厳格なルールが存在する。まず人数であるが、内野9人、外野3人の合計12人で一チームとなる。内野のコートの広さは1 […]

第261話 ■キックボード

 近所でキックボードが流行っている。「今さら?!」と思う人もいるかもしれない。ひょっとすれば、もうちょっと前からも流行っていたかもしれないが、私がそれに気付いたのは最近のことである。対象は小学生の子供達である。昼間彼らがキックボードで近所を […]

第260話 ■マナーと正義はどこにある?

 JR東日本が携帯電話のマナー向上キャンペーンを開始してそろそろ一ヶ月になるかと思うが、効果の程は如何ばかりであろうか?。キャンペーン開始の背景には車内での携帯電話の使用を不快に思う利用者からの声があるはずだが、JRの今キャンペーンの言い分 […]

第259話 ■誕生日の話

 みなさんは誕生日当日に歳を取ると思っているかもしれないが、法律(年齢計算に関する法律、民法143条)的には誕生日の前日の24時の直前に歳を取ることになっている(外国はどうだか知らない)。同じ学年の中で最も早く生まれたことになるのは4月2日 […]

第258話 ■おでかけ

 今日は久しぶりに仕事で外出である。仕事で外に出る事は月に数えるほどしかない。このため、コピー機のメンテナンスに来た人に「今日は暑いですね」と挨拶されても実際にどれくらい暑いのかは分からない。デパートの店員が、お客様の傘を見て、「あっ、雨が […]

第257話 ■17才

 「もう、いい加減にしてくれ!」。あの残虐な事件自体に対してもそうだが、マスコミの報道ぶりも異様としか言いようがない。民放は揃って容疑者の育った環境や犯行に至った、背景や動機の追求に血眼になっている。それでも、相変わらず残虐な少年犯罪は後を […]

第256話 ■おすそわけ

 妻が腰を痛めて(252話参照)、約10日(執筆時点)。読書三昧と予定を立てていた、私の連休は主夫としての家事手伝いで消化されていった。先週来てくれていた義母は連休開始とともに帰ってしまった。冷蔵庫の中は義母が作って置いていった、煮物の鉢な […]

第255話 ■青い赤

 最近見たドラマで面白かったものについて話したい。ただし、このドラマは番組改編期の単発ドラマだったことを承知願いたい。  広末涼子が青木つぐみというペンネームで小説を書く、小説家を演じている。つぐみは若い女性を対象にした恋愛小説を書く売れっ […]

第254話 ■逢魔が時

 「たそがれ」という言葉は、「誰(た)そ彼」という言葉から派生している。夕暮れ時になって、彼が誰なのか分からなくなる、という意味だ。今は夕方だろうが、夜だろうが電気ピカピカでそんな風情の欠片もないが、昔は夕方からじわじわと、それでいていつの […]