(秀)

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第1978話 ■煩わしさを売り払う

 部屋を片付けようと思うと、まずモノを減らすことを考えなければならない。「整理整頓」の「整理」とは、モノなどを減らすことらしい。モノを処分してから、適正に収納する必要があるようだ。「人員整理」、確かにその意味がわかりやすい言葉だ。  これま […]

第1977話 ■土曜日の宵

 以前から土曜日が好きだった。一週間の中で最も、日曜日ではなく、土曜日が好きだった。そもそもは休日でない、半ドンの頃がむしろ好きだったかもしれない。きっと、翌日に休日が控えていることの喜びのためだったと思う。日曜日は次がない感じがして、むし […]

第1976話 ■携帯電話の無粋

 私見ではあるが、世の文化的な活動のピークは1980年代だったと思っている。機械技術の進歩で、デジタルによる様々な表現手法はその後に開発されたわけだが、その当時に精一杯の知恵を絞っていた様子や、既に全てのものは出尽くした感があったりして、こ […]

第1975話 ■人工知能の性別

 今後十年でAI(人工知能)は急速な発展を遂げ、我々の生活、特に就労のスタイルを大きく変えてしまうとのもっぱらの噂。十年後になくなる仕事というワードが注目を集めている。その分野の全ての仕事がなくなるわけではなかろうが、大規模にその人工知能の […]

第1974話 ■映画三昧な老後に向けて

 老後の楽しみにと録りためた映画などのDVDの棚卸しをやっている。正しくは、DVD-Rだが。古い日本映画が好きで、これらのほとんどは市販のDVDになっていない。だから、「日本映画専門チャンネル」などで放送されたものなどを録画して大事に保管し […]

第1972話 ■電子書籍と中古本

 電子書籍の魅力の一つは、紙の本と比べた際の安さだ。紙代、印刷費、流通費などのことを考えれば、もっともっと安くできるのだろうが、それでは紙の本が売れなくなるから、バランスを見ての値付けだろう。けど、電子書籍の普及を本気で考えるのなら相当の戦 […]

第1971話 ■一票の格差と死票の問題

 選挙が終わった途端に、「一票の格差」問題で選挙を無効とする訴えを起こした弁護士グループというニュースが毎度の如く、今回も聞こえてきた。言っていることが分からなくもないが、私にはこのような動きがヒステリックなものに見えてしまう。実際に選挙権 […]

第1970話 ■これからの東京の選挙

 数ヶ月前の東京都議会選挙は一体何だったんだろう?。小池知事に自民党がやられたという風に表面的に見えるが、自民党も公明党と組めないと苦戦するというところに、風が吹いたと私は見ている。今回の総選挙、そんな東京都の小選挙区で希望の党はわずか1勝 […]

第1969話 ■「いいね!」の煩わしさ

 この話題については、以前も書いたことがあるが、改めて書くことにした。Facebookのタイムライン(正しくはフィードと言って、区別されているが)に表示される投稿を眺めてみると、思いのほか企業の宣伝が多いことが気になった。それも自分が興味が […]

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