コラム

45/209ページ

第1648話 ■ライカにもの申す

 もはやカメラと言えば、デジタルカメラの時代である。レンズ交換の可能な一眼レフカメラも、世の中に存在するカメラの数はまだアナログのそれが多いかもしれないが、新規に購入されていくそれはデジタルカメラばかりだ。一眼レフカメラの多くは今から20数 […]

第1647話 ■iQ ~小さいことの付加価値

 週末に車の点検でトヨタのディーラーに出掛け、そこで初めてiQの実車に見て触れた。ついでに乗った(走ってないけど)。iQとはトヨタが去年発売した超小型車だ。しかし、軽自動車ではない。ちゃんとした普通乗用車だが、普通の軽自動車よりもコンパクト […]

第1646話 ■落語協会分裂騒動

 落語界はドラマだ。いや、ドラマだった。そして歴史である。現在、東京には4つの落語団体があって、最も大きいのが落語協会、次いで落語芸術協会となる。そして、円楽一門会と立川流。後者の2団体は30年程前に落語協会から分裂独立している。特に後に円 […]

第1644話 ■フレッツテレビの想定危機

 春の嵐とでも言うのか、昨晩は風雨ともとてもひどかった。そして明けて翌日は休日の朝。起き抜けにメールの確認とニュースでも読もうかとパソコンを起動させたが、あいにくネットワークエラーでインターネットにつながらない。ネットワーク接続のHDDには […]

第1643話 ■落語の時代は終わったか?

 落語の時代はもう終わってしまったのではないかと思う。昨今、落語ブームなんて言われているが、そんなものは幻想で、かつての時代を彷彿させる程の規模ではない。そもそも、今はヒーローが存在していない。確かに独演会などのチケットを即時に売り切ってし […]

第1642話 ■鈴木大地がやってきた

 保護者席に座っている私の前を、その見覚えのある男性は来賓として通り過ぎて行った。一瞬の後、「鈴木大地だよな?!」と思った。長女の高校での卒業式でのことである。卒業証書授与の後の学校長式辞で、彼がやはり鈴木大地であることが明らかにされた。順 […]

第1641話 ■1万2千円に縛られすぎ

 定額給付金に財政的裏づけを与える補正予算の関連法案が可決となって、早いところではその翌日から定額給付金の支給を開始した。当然のことながら、給付金を受け取った人々の反応はいずれも好意的である。あれほど国民の大半が反対しておきながらも、実際に […]

第1640話 ■学校に通っている夢

 私はどうやら眠りが浅いようで、睡眠中に夢を見ることが多い。そしてその多くは目覚めとともに、夢を見ていたらしい記憶はあるものの、夢の内容の記憶の方は一気に揮発して思い出すことができない。そんな中、記憶できているいくつかの夢の断片として登場す […]

第1639話 ■永久欠番の名前

 古今東西で一番有名な落語家は五代目古今亭志ん生だろうと思う。ほとんどの人が志ん生という名前ぐらいは聞いたことがあるだろう。既に他界して久しく、志ん生という名前はこの五代目を最後に絶えている。彼には二人の息子があって、これまた両名とも故人で […]

1 45 209