テレビ

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第193話 ■水商売のウソ

 大学のときに「居酒屋の『飲み邦題無料チケット』があるけど行くか?」と友人が尋ねてきたので、仲間数人とその居酒屋に出かけることになった。なにぶん臆病(貧乏学生)なので、飲み始める前にそのチケットを店員に見せて、「これ使えますか?」と確認して […]

第192話 ■借金ビデオ

 書斎で使用しているビデオデッキが壊れて、先週は修理に出していた。週末に修理が上がって今では元通りなのだが、この間はかなり不便であった。修理料金は11,000円程度と、新しく買い替えるよりは安いのだろうが、修理品を受け取りその足でビデオ売り […]

第189話 ■エマニエル坊や

 それは、’76、7年頃の話だったと思う。テレビで軽快なステップを踏む黒人の少年が現れた。クラリオンという音響メーカーのCMに出ていた彼、エマニエル坊やの人気はCMが流れるや爆発し、母親とともに来日して、テレビに出る一方で、「リ […]

第183話 ■こんなテレビを見ていた

 「昔どんなテレビを見ていたかな?」と、昭和40年代後半から50年頃の番組を思い出してみることにした。最初は日曜日の午後から。  「大正テレビ寄席」。大正製薬提供の演芸番組である。昔は結構露骨なスポンサーが多かった。幕間では司会の牧伸二が「 […]

第181話 ■コタツパソコン

 やはりコタツは良い。冬はやはり炬燵が最高に気持ち良いのだ。書斎にはそこそこのスペックのデスクトップのマシンがありながらも非力なノートPCをコタツに持ち込み、原稿を書いている。日本でノートPCが歓迎されるのは、書斎がない、机がない、といった […]

第175話 ■お年玉の行方

 正月三が日を過ぎた頃から、冬休みの宿題の残りが気になりながらも、それ以上にもらったお年玉の使いみちのことで頭の中は一杯であった。何を買うかなどは既に前の年の終わりまでに決まっていながらも、それを実際に手に入れるまでの時間が楽しいのも事実で […]

第174話 ■退屈の原因

 明けましておめでとうございます。  年末年始も働いている人には申し訳ないが、正月というのは結構暇で退屈である。しかしながら、時間の流れは万人に共通で、1週間という休みも思ったよりは早く終わり、また執筆再開である。今年も宜しくお願いします。 […]

第167話 ■ガチンコ

 TOKIOはジャニーズ事務所一の働き者に違いない。テレビのレギュラーの数からそう思った。しかも実際にロケを伴うようなものばかりである。ただ、メンバー全員が揃ったロケというのはごく稀である。長瀬や松岡はドラマの関係でレギュラー番組でのロケの […]

第163話 ■幸運のキーワード

 一口に占いと言っても、中身(診断の手法のことではない)は大まかに2つに別れると思う。その1つはいわゆる「性格判断」というものだ、「○型のあなたは・・・」という書き出しで始まっていることが多い。初めて会った人に血液型や星座を聞いて、相性を占 […]

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