第1218話 ■携帯電話の赤外線通信

 携帯電話でお互いの携帯番号を交換し合う場合はどうしているだろうか?。一方が番号を言って、もう一方がその番号に手持ちの携帯で掛けてみる。着信が確認できたら、発信した側はその番号を、着信した側は発信元の番号をそれぞれ相手の電話番号としてアドレス帳に保存することだろう。じゃあ、携帯のメールアドレスを交換し合うときはどうするだろうか?。一方が読み上げて、それをもう一方がアドレス帳に打ち込んで、なんてことをやっているのだろうか?。あいにく私は携帯のメールアドレスまで交換しあったことがないので、この程度の想像しかできない。

 最近の携帯電話にはほとんど赤外線通信機能が付いている。しかし、ほとんど使っていない人が多いのではなかろうか。最近、私もこの機能を使うにいたり、実は大変便利であることが実感できた。よって今日はその使用方法を書きたい。

 まず、この赤外線通信機能は同じ電話会社同士でないと使用できないと思っている人が多いと思うがそんなことはない。全てを試したわけではないが、ドコモとau間は通信可能で、同様に他でも可能らしい。まず、この通信で自分のデータを送る側は「メニュー」キーを押して後、「0」キーを押して、自分のプロフィール情報を画面に呼び出す。この「メニュー」キーと「0」キーの操作も各社共通らしい。そこで、サブメニューあたりから(この辺から機種によってボタンの名称等が異なる。私の場合は「機能」)「赤外線送信」を選ぶ。一方、受ける側は「メニュー」の中から、「赤外線受信」を選び、お互いの携帯の赤外線の送信部、受光部をかざすような形で近づける。

 送受信がうまく行くと、携帯番号だけでなく、メールアドレスまでも送信される。送信側が気をつけることとして、自分の名前とフリガナを正しく登録しておかないと相手側のアドレス帳で名無しになってしまうので注意が必要だ。一回覚えると次々に試してみたくなる。さあ、もう一度携帯を手にこのコラムを読み直してやり方をマスターして欲しい。

(秀)