第1505話 ■惰性の「ザ!鉄腕!DASH」
- 2008.05.26
- コラム
日曜日の晩に、「ザ!鉄腕!DASH」を見るのが楽しみだったが、最近はプロ野球のナイター中継があり、隔週程度の放送になっている。それにしても最近のDASHの内容は惰性になってしまって面白くない。それはDASH村とソーラーカーの旅が始まって、番組が定型化してしまってからのことだから、もう数年におよぶ。
バラエティ番組は定型化してしまうと面白くない。不定形の方が面白い。必ず、毎回そうだとは限らないが。だから、タモリ倶楽部は面白い。電波少年も最初の頃は不定形で面白かった。しかし、何週も続く、ヒッチハイクの旅などが始まって、しかもそれらがシリーズ化してくると面白くなくなった。
今もDASHはレコーダーに録画している。しかし、それをちゃんと見ることはなく、DASH村とソーラーカーは高速で飛ばしてしまっている。日によってはそのまま、最後まで来てしまうこともある。バラエティが定型化してしまうと、1度や2度、その放送を見逃しても何とかなる感があって、視聴者も油断してしまう。そして、制作サイドも含め、お互いの緊張感がなくなる。
こんな形になって、視聴率は大丈夫か、と心配になってくる。制作スタッフはこんな定型化したバラエティに違和感や危機感を感じていないのだろうか?。ソーラーカーが日本一周を終えてしまうと、番組が終わってしまうんではないか?、という危機感が私にはあるのだが。
(秀)
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