第1552話 ■モバイルパソコンを求めて

 長女(高3)が使用しているノートパソコンの画面出力が出なくなったということで、修理するほどのものでもないため、新たに買い替えることにして、秋葉原に出掛けた。まあ、中古で良いのだけど、今回は娘の方がバイトで私よりも小遣いが多いため、分割での申し込みはやってあげるが支払いは本人が行うことにした。

 適度に状態も良く、価格もリーズナブルなノートパソコンが見つかって、それを買い求めることにした。一方、私も持ち運びに便利なモバイルパソコンがないものかと見ていると、ちょっと古いマシンではあるが、バイオノートが2万円を切った価格で並んでいた。重さも1キロを若干切っている。

 出張となると、日々のコラムの執筆とWebのメンテナンスを行うために、ノートパソコンを持って行くことにしている。確かに軽量タイプのノートパソコンだが、電源ケーブルなども持って行くとなると、それなりの荷物になってしまう。ちなみにこのマシン本体の重さは1.3キロだ。

 かねがね、もっと軽いモバイル端末がないものかと思っていた。数百グラム軽い程度ではなく、総量が半分くらいにならないかな?、なんて思っていたが、そこまで小さくなるとキーボードが満足に使用できないような機種になってしまう。

 結局この日、秋葉原でのバイオノートの購入は見合わせた。たかだか300グラムの差に対する支出として、金額と満足感のバランスが悪いからだ。それと冷静に考えたら、出張なんて年に数回しかないため、そのモバイルパソコンを本当に必要とする機会が少なかった。

 それにしても、もっと軽量でそれなりに使用感が望めるモバイルパソコンがそろそろ登場して良さそうな気がするが。もちろん、高価であっては意味がない。昨今、廉価なノートパソコンに押されている日本メーカーに、この分野で是非頑張って欲しいものだが。