2001年1月26日

第432話 ■不徳

 改めて日本語は難しいものだと思う。かと言って他国語が簡単だというわけではない。「遺憾」という言葉がある。これは「残念」という意味でしかない。頭を垂れて「誠に遺憾に存じます」と言われても、結局は詫びてはいない。当事者でありながら、他人事の様 […]