2001年

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第445話 ■野党への提案

 森政権崩壊のカウントダウンが現実のものとして、急速に始まった。どこにどんな障害が潜んでいるか、誰にも予測できない。そもそも残り短命と思われていた森政権が漁業実習船と米国原子力潜水艦の衝突事故を巡る批判でつまずくとは誰しも予想できなかったは […]

第444話 ■土曜の夜の戦い

 かつて、土曜日の夜八時からのテレビと言えば、娯楽の王道ともいうべき時間帯であった。それを思うと最近のこの時間の番組はつまらない。人々の生活スタイルが変化して、この時間に家にいない人が増えたためであろうか?。いずれにせよ、この体たらくぶりに […]

第442話 ■武士の情け?!

 最近、忠臣蔵を題材にした小説を読んでいる。いささか季節外れであるが、最近この本を見つけたので、そんなことはお構いなし。読み始めるとなかなか面白い。そもそもは小説であるが、その中で忠臣蔵を検証していく形でストーリーが進む。もちろん、独自に小 […]

第441話 ■懐具合

 昨年末に会社よりお年玉をいただいた(ボーナスとは別)。それは今も手付かずの状態で私の銀行口座で眠っているが、たかだか一〇万そこいらの金でこんなに心豊かになれるとは思いもしなかった。何よりも使いみちが決まっていない臨時収入というのが良いし、 […]

第440話 ■銭湯

 かつて、中学生の頃まで銭湯通いをしていた。徒歩一分の所に銭湯があり、この他にも徒歩圏にもう一軒の銭湯があった。かつては町内にうるさいオヤジというのがいて、私の父親もその一人だった。騒ぐと怒られるし、浴槽の中をぬるくしても怒られた。そして、 […]

第439話 ■変なじいさん 後編

 【電車の中で会ったじいさんはますます壊れていった】  続いては小渕前総理が脳梗塞で亡くなったことに関して、「あの人は朝から晩までプッシュホンで電話を掛けていたそうですね。それで脳梗塞になったんですよ。プッシュホンっていうのは携帯電話のこと […]

第438話 ■変なじいさん 前編

 会社帰りの電車の中で、前の座席に座っていた、齢七〇歳代後半と思しきじいさんが私に話し掛けて来た。そのとき私は彼の座席の前に立って、いつものように携帯端末でコラムを書いていた。「これは、あれですか、携帯電話と同じですか?」と、私の携帯端末を […]

第437話 ■電話料金が高いわけ

 マイラインの登録受付が始まって、弊社の中もちょっと騒々しい。NTTもKDDIも、ともに会社としては大事なお客様であるため、それぞれを担当する営業にも両社から協力の呼び掛けがあり、パンフレットが託されたらしく、私のフロアにもパンフレットを持 […]

第436話 ■恋愛の教祖

 「恋愛の教祖」なる肩書きが存在する。かつては元あみんの岡村孝子がそうで、それ以外にも恋愛に関する歌を多く出しているミュージシャンなどに対して与えられる尊称と言える。ところがどうだろうか?。そう呼ばれていた槙原敬之が恋愛の達人だとは到底思え […]

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