2004年

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第1112話 ■義理チョコの罪

 やはり、お菓子屋の陰謀だった。先日、NHKでバレンタインデーの歴史について説明している番組をやっていたが、やはりそれはお菓子メーカーの宣伝マンの仕業であったことが具体的に明らかになった。遡ること30年程前になるが、当時この宣伝を仕掛けた張 […]

第1111話 ■牛丼最後の日

 国産牛では何匹も狂牛病の感染牛が見つかりながらも、しばらくすると我々は平気に牛肉を食っていた。それに比べると、今回の一匹の米国からの感染牛の方がはるかに影響力が大きかったような気がする。これでオーストラリアでも感染牛が見つかろうものなら、 […]

第1109話 ■子供映画の記憶

 床屋の入り口の横はガラス貼りになっていて、そこにはいつも店の中から映画のポスターが貼られていた。散髪が終わってお金を払うレジの横には映画の割引券が束で置いてあった。いつもは関係ない映画であるが夏冬の2回は子供向けの映画が掛かる。たまたまそ […]

第1108話 ■13歳のハローワーク

 本のタイトルである。2,600円と高額ながら、結構、今売れているらしい。わが家にもある。最初見かけたときは「ホームワーク(宿題)」かと思いきや、「職業安定所」であった。本の帯を見てみると、まず大きな文字で「好きで好きでしょうがないことを職 […]

第1107話 ■又四郎行状記

 ここ最近の私のマイブームは時代劇である。「ラストサムライ」なんぞを見て、渡辺謙やトム・クルーズの芝居について、ああだこうだと論じているわけでない。山手樹一郎の時代小説にはまっているのだ。通勤時間のみならず、家に帰っても読んでいる。おかげで […]

第1106話 ■次世代ワールドホビーフェア

 週末、幕張メッセに行ってきた。何やら大袈裟なタイトルのイベント名であるが、要は子供向けのイベントである。海浜幕張に向かう電車の中は異様に小学生密度が高く、駅に電車が滑り込むや走り出す、ガキ、ガキ、ガキ。それに走るオヤジ。それは俺。  前回 […]

第1105話 ■着信アリ

 ここのところ、邦画のホラー作品が注目されるようになったのは「リング」からであろう。その後もまあ、いろいろとホラーと言うかオカルトと言うか、数多くの作品が作られているわけだが、ちょっとばかしこの傾向を私は嘆いている。そもそもあまり見ていない […]

第1104話 ■新型クラウン

 何年振りのことだかは知らないが、トヨタのクラウンがフルモデルチェンジを行った。実車を間近で見たことはないがこれまでに比べるとかなりスポーティーな感じがするし、コンセプトもそのスタイルが示すように走りに重きを置いて開発されたようだ。これまで […]

第1103話 ■「砂の器」2004

 ドラマ「砂の器」が始まった。原作は松本清張の同名の小説で過去に映画にもなっている。この原作は読んだことないが、映画の方は見た。それも買ったまましまっていたビデオCDをドラマの初回の放送の後に一気に見てしまった。これで全ての謎は分かった。あ […]

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