(秀)

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第1968話 ■本籍地を電子地図で訪ねてみた

 気が付けば、郷里を離れてからの時間の方が人生の半分を超えている。しかしながら自分の本籍地は私が出生し戸籍に登録された地番のままにしてある。結婚するタイミングでその時の現住所を本籍地にしようかと思ったりもしたが、父親の反発があったので、その […]

第1967話 ■その選択に「希望」はあるか?

 かつてこんなことがあった。デック(ディジタルイクイップメント)、コンパック、HP。いずれもアメリカのコンピュータの会社だ(った)。デックはコンパックと合併し、コンパックが会社として残った。やがて、コンパックはHPと合併し、HPが会社として […]

第1966話 ■1966年

 当コラムも二千話の達成に向けて、ほぼカウントダウンに入った。奇しくも号数が、西暦として馴染んだ形での数字となっている。1966年は私が生まれた年だ。1966年、もちろん記憶していることなど何もない。以前にも書いたが、私たちを一括りに表現し […]

第1965話 ■今年残りの目標

 今年も残り3ヶ月余りとなり、そろそろ今年中に片付けておきたいことの整理をしないといけない。特に年が改まろうが、それで何かが変わるわけではなく、単なるけじめでしかないが、そうやってでも自分にプレッシャーを掛けていくことが必要な場合もある。 […]

第1964話 ■憲法改正の発議

 日本国憲法第96条。中学3年時の社会、公民の時間に憲法について学ぶのだが、我が担任であった社会科教師はこの96条を重要な条項だとして我々にその暗唱を求めた。そのせい(おかげ)で三十余年の時を経た今でもこの条項はそらんじている。「この憲法の […]

第1963話 ■デジタルの誤差

 コンピュータをはじめ、デジタル機器が2進法を採用していることについて。実はこの理由をきちんと説明できる人は少ないのではなかろうか?。その答は大きく2つある。1つ目は、構造が単純であるため、ノイズに強いこと。そしてもう1つは、構造が単純であ […]

第1962話 ■月イチの深夜放送

 私が中高生だった当時、月曜深夜は床で「中島みゆきのオールナイトニッポン」を聞きながら眠りに落ちていた。曲のイメージからかけ離れた彼女の声に、最初は驚いたものだが、ギャップのある、その軽妙な喋りも魅力だった。35年ほど昔の話。彼女は30歳前 […]

第1961話 ■プレイリスト

 「明日はドライブだ!」となった時に、前夜にドライブ中に掛ける音楽をせっせとカセットテープに録音した経験がお有りだろうか?。私は、ない。常に臨戦態勢、常に相当数のカセットテープを車に積んでいたので、自分の場合、わざわざそんなことを前日にする […]

第1959話 ■モラル低下で不幸な時代

 日常で撮影される写真の数が膨大に増えた。カメラを構えることなく、携帯電話やスマートフォンで気軽に撮影できるようになって、これまでの状況は一変した。みんなが持っていて、しかも常に携帯しているわけだから、シャッター(?)を押す回数の総和はまさ […]

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