第2079話 ■ワクチン打ちますか?

 新型コロナウイルスのワクチン接種が国内でも来月の終わり頃から始まるという報道の一方で、ワクチン接種に対するネガティブな報道が目に付く。逆にポジティブな報道を目にすることがほとんどない。多様性は重要だし、医療関係者にも様々な意見があって然り。けど、どっちが多数でどっちが少数かは曖昧なまま、ネガティブな意見ばかりを取り上げて、危機感を煽っている感じがする。こんなことをして何が楽しいのだろうか?。不安などの情報の方が視聴率や金になるということだろうか?。

 卵とニワトリ、どっちが先か分からないが、ワクチンに対するネガティブな反応が国民の間にも広まっていく。ネガティブな情報が何度か循環することで、次第にネガティブな反応が膨れていく。いざワクチンの接種が始まったり、あるいはその直前の街頭インタビューで、きっとネガティブな意見を言う人が居て、それも賛否両論ということでマスコミは流すんだと思うけど、賛否両論と言いながら、ネガティブな意見の方がインパクトが大きい

 一方、総理も率先してワクチン接種を行い、その映像が流されることだろうが、ここは是非、尾身会長が白衣を着て、総理の肩にワクチンを打つ映像でお願いしたい。これは最も効果的な人選だと思う。前日のコラムにも書いたが、ワクチンは自分のためだけでなく、抗体を持つことによる集団免疫での事態収束への行動である。口でいくら綺麗ごとを言ったり、政府批判を行おうともこれはコロナ収束のための実行動として、ある意味「踏み絵」となる。

 給付金の話題が出し渋りなどで盛り上がらないが、ここはワクチン接種を無料化するだけでなく、接種した人に多少の給付金を出してはどうだろうか?。集団免疫のための協力奨励金という形、「Go To ワクチン」ってことで。変な英語だけど、わかりやすくはある。

(秀)