経営

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第1127話 ■マスコミ対策費

 スケープゴート、という言葉がある。身代わり、いけにえのことだが、まさに今の森ビルの自動回転ドアの事件がこれに当てはまっているような気がする。誤解されては困るのであらかじめ断っておくが、あの事件は非常に痛ましい事故で被害者の遺族のことを我が […]

第1091話 ■どうなる?石原プロ

 私にとって、石原プロダクションの存在は謎である。彼らが最近何をしたかを思い出すと、西部警察のロケでの人身事故。それと地味な損保会社のCM程度。しかしこのCMも例の人身事故のせいで放送中止に至ってしまった。ロケの際にもちゃんと保険には入って […]

第995話 ■マクドナルドの新戦略?

 ここにきて、日本マクドナルド社の戦略がどうも分かりにくい。デフレ傾向を先読みし、値下げに転じ、シェアを拡大したのは良かったが、ハンバーガーを59円にまで値下げする必要がそもそもあったのだろうか?。既に他の競合相手はこの価格競争について来れ […]

第958話 ■賃闘なき労働組合

 例年なら今頃、春闘の時期で私が勤めている会社でも賃金闘争の最中で、読むかどうかは別として、連日の如く労働組合からのビラが撒かれていた。ところが昨年から賃金体系が大きく見直され、賃闘がなくなってしまった。いわゆる成果主義・実力主義という奴で […]

第929話 ■近未来事件簿・自動販売機経済論

 江戸幕府が元禄期に貨幣の改鋳を行い、金の含有量を下げることで、その上がりを幕府の手中にした話は有名だが、それは貨幣が金を含んでいたから意味のある話で、紙切れをいくら刷り直そうともそこからいくらかの上がりが政府の借金を補填するものではありえ […]

第925話 ■「壊すな」と叫ぶ人々(2)

 もう1つの話題は、言わずもがな、東京品川区の美智子皇后の実家、旧正田邸の解体を巡っての問題についてだ。「残すべき」と主張する人々の内容がいくつかに分かれていて、そのためか解体の是非を判断する上で私も多少迷うところがある。有無も言わさぬよう […]

第913話 ■保守新党って...

 「保守新党」というのができた。もう笑うしかない。果たしてこれは新党なのだろうか?。そもそも何故この世間が忙しい年末の時期の旗揚げかというと、それは政党助成金の起算日が1月1日だからである。多くの人が失業のままの年越しを余儀なくされ、多くの […]

第756話 ■ビッグマネー!

 「Money changes everything」。このフレーズに初めて接した時、私はこれを「金は何にでも変化する」=「金で全てが買える」と訳した。ところが正しい訳は「金は全てを変えてしまう」だった。もちろん、人の心も。金は人間が作り出 […]

第682話 ■偽装牛

 「雪印またも不祥事、輸入牛を国産牛と偽る」。このニュースに接したとき、頭の中で「?」が3つぐらい並んだ。「何故、わざわざ狂牛病騒ぎの国産牛と偽る必要があるのか?」と。スーパーに行くと、「輸入牛肉(特にオーストラリア、ニュージーランド産)」 […]

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