テレビ

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第495話 ■派遣さん

 うちの会社にも何人かの派遣社員の人がいる。テレビのコマーシャルで盛んに人材派遣業のCMを見るが、藤原紀香のような人はいない。彼女たちの就労動機はほぼ2パターンである。1つはお金を稼ぎたい人。半年間一生懸命働いて貯金して、あとの半年を語学留 […]

第494話 ■平凡と明星

 小学校の高学年頃から中学まで、芸能雑誌の平凡と明星がクラスでブームとなった。本誌の数々のグラビアも魅力だが、私達には毎月付録に付いてくる歌本が魅力であった。その歌本の巻頭カラーページを飾るのは当時のトップスターの新曲と決まっていた。まだリ […]

第491話 ■ゴーストライター

 客観的に観察してみると、プロでもないのに毎日コラムを書いている人なんか相当変な人間である。まっとうな仕事し、人並みの生活をしているとは到底思えない。それでいて、テレビが大好きでドラマなんか欠かさずビデオに録ってまで見ている。そして、日々の […]

第489話 ■真夜中の誘惑

 その誘惑は丑三つ時の真夜中に、電波に乗ってやって来た。溜りに溜まった、テレビ番組を録画したビデオを片付けるには、あるものは諦め、その残りをただひたすら見るしかない。この状態が続いて夜も更けて来ると、気分が不思議とハイになってくる。テープを […]

第483話 ■斎藤幸子

 指定されたその電話番号に電話を掛けると、電話に出た女性が「斎藤幸子係です」と答えた。「『係』?」。べつに電話に出た彼女は斎藤幸子ではない。きっと彼女の周りに斎藤幸子という名前の女性は存在してしていないと思う。私が電話をしたのは、ひいきの劇 […]

第479話 ■日米対抗ローラーゲーム

 この話題が通じるのは30代半ば以上の人かもしれない。今から25年以上は前のことだと思う。土曜日の夕方に「日米対抗ローラーゲーム」という番組がテレビで放送されていた。文字通り、ローラースケートのゲームであるが、中身は格闘技の要素を持っていた […]

第474話 ■夜のヒットスタジオ

 つい最近、芳村真理の息子が警察沙汰の騒ぎをしでかしたが、同じような息子の不祥事騒ぎでも三田佳子のときに比べれば、マスコミの扱いは遥かに小さかった。これが芸能人の格というものだろう。ところで、芳村真理って、そもそもなんで芸能界にいる人なのだ […]

第473話 ■ザ・トップテン

 紅白歌のベストテンはその後、ザ・トップテンという、ランキング形式の歌番組に変貌した。ところが、どこか目新しさが足りないと感じたのはは司会者が前の番組から同じ、堺正章と榊原郁恵であったからに違いない。それに会場は相変わらず渋谷公会堂だったし […]

第471話 ■ザ・ベストテン

 この番組のすごいところは大きく2つ。ランキングが公平であること。そして、スタジオに来れない歌手のためにロケで中継を行っていたことである。ランキングが公正であることはあまりにも当たり前のことの様だが、これ以前にランキングの上位10曲だけに絞 […]

第470話 ■カルトQ

 連日の秋葉原での途中下車。先日の中古ノートパソコンはOSのインストールも完了し、良い感じで動いている。中古パソコンを扱っているソフマップでは七、八〇〇円どころか六、八〇〇円のノートパソコンも大量に販売されているのを発見し、ちょっとそわそわ […]

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