第1300話 ■若手映画女優
今年もあと残りわずかになった。年々時の経つのが早く思え、年それぞれの印象が希薄になって来ている。今年は個人的にはいろいろと高額な買い物をした年として記憶することになるだろうが、一般的な世間的な出来事となると、すぐに思い浮かぶような印象的なものが思い当たらない。皆さんの場合はどうだろうか?。
そのような中、今年芸能面でちょっと私が嬉しかったのは、若手女優が大量に台頭してきたことだ。まあ、去年やその前年からも存在は認識していたが、今年それぞれが大きく飛躍したことは間違いない。
●長澤まさみ
露出度から、人気的には間違いなく一位であろうが、あまりにもお手軽な使い方をされている。このため、真面目な代表作と言えるような映画がない。周りのスタッフが上手く活かせていない感。
●沢尻エリカ
「パッチギ!」での演技は良かった。シリアスな演技もこなせる。「タイヨウのうた」で注目を集める。
●堀北真希
「ALWAYS 三丁目の夕日」に出演。かと思うとホラー系映画にも出演。
●宮崎あおい
映画中心の活躍。演技なのか素なのか分かりにくい演技。しかし一方では「初恋」にて三億円事件の犯人を演じる。
●上野樹里
「スウィングガールズ」での主演で注目を浴びる。ただこれ以上の作品には出会えていない。「のだめ」の演技はちょっと変だった。
●蒼井優
今年一番の成長株だと思う。「フラガール」での演技は一見の価値あり。個人的には最も注目している。
彼女たちの共通点はテレビにも出ているが映画にも出演していることである。テレビで人気や注目度を高めながら、映画ではしっかりした演技を見せる。そんな感じの活躍をしている。同年代の女優は他にも綾瀬はるかや相武紗季がいるが、こちらはテレビのみでの露出である。是非映画にも進出して欲しい。来年も前述の若手映画女優人たちは映画やテレビにと活躍してくれるだろう。ここ数年は日本映画も楽しみだ。
(秀)
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