第1301話 ■年賀状減少傾向

 明けましておめでとうございます。今年もご愛読の程、宜しくお願いします。秀コラム8度目の正月である。本業のサラリーマン始動に合わせてコラムも今日から開始することにした。

 年賀状を書くのは非常に面倒くさい。毎年会社が年末休みに入ってから取り掛かるのだが、気乗りしない。「もういい加減こんなものなくなんないかな?」と毎年思う。実際は過去の住所録データを使用してプリンタで印刷するだけなのだが、これが苦痛に近い。それでも、パソコンとプリンタがあって良かったなあ、と思うのも事実。

 さて、今年は半年前に転居したために届く年賀状の数が少ない。追々旧住所分が転送されてくるだろうが、それでも雰囲気的に今年は少なそうな気がする。こちらが出したが先方が出さない場合は来年から出すのは止めようかと思う。また逆に、こっちが出していないのに貰った場合、ここで出し返すとまた来年も来てしまう。こちらから自発的に出す程でもない場合は、この連鎖をここで断ち切ろうと出すのを思いとどまる。

 また、個人情報保護法の影響により2年前から会社での住所録が作られなくなった。このため、新たに付き合いの始まった人の住所が分からず、その人への年賀状が書けない。しかし、特に問題になるようなことはない。こんな形で年賀状の量は今後減り続けていくのではなかろうか?。報道では元旦の配送量が減ったそうで、その原因としてメールと投函の遅延を挙げていたが、私はこの個人情報保護法の影響も少なからず出ているとにらんでいる。

 報道が今回の元旦配送減少について、個人情報保護法の影響を伝えないのは、それが広く言い訳となって、年賀状が急速に減少することを避けるために意図的になされていると私は疑っている。

(秀)