第1358話 ■DVDメディアの管理に困る

 DVDレコーダーを買ってから、レコーダーから録画したDVDのメディアがざっと400枚を超え、日々増殖し続けている。もはや、自分が持っている、CDやMD、書籍の比ではない。これらDVDはスカパーやWOWOWでの映画などを録画したもので、テレビドラマなどは含まれていない。いわゆる、保存版である。現在、これらをパソコンショップなどで売られている、ポケット式のCDファイルにて保管しているが、これが結構かさばる。都度買い足していくの、それぞれ違ったファイルで微妙にサイズも異なっていたりして、並べてみたところで収まりが良くない。多分こんな感じで、これからも増え続けていくことは間違いない。

 私は片付けることについて極めて無頓着である。ファイルに収まっているディスクにはプリンタでタイトルなどを印字しているが、保管のルールはいい加減である。確かにラベルは印刷するようにしたが、これがまた面倒な作業で、50枚くらいたまったところで、意を決して、えいや、と片付けるしかない。そして、シリーズものはまとめて同じファイルに順番に並べているがそれ以外は結構めちゃくちゃにファイルに入れており、いざ見たくなって探そうとすると、時間と手間が掛かる。友人に貸そうと思って探し出すときなど大変である。

 音楽CDのデータを集めるHDDコンポのように、DVDコンテンツをHDDに一括して保管することはできないだろうか?。やろうと思えば今の技術でも可能なことは可能であるが、使い勝手の面で問題が残る。そして何よりも私が気にしているのは、今後映像コンテンツはハイビジョン化が進み、データ量が大きくなることであり、メディアもDVDではなく、次世代DVDが主流になることだろう。それを見越してのHDDとなると、現在発売されている製品では心もとない。それにデータが大きくなれば、それだけHDDにデータを移す時間も余計に掛かる。

 ファイルではなく、プラスチックケースに入れて、背見出しを付け、本棚に並べた方が探し出すのは楽になるだろう。しかし、収納スペースのことを考えると現在のファイルの方に利がある。ビデオからDVDになって喜んだ理由の1つは、そのコンパクトさであったはずだ。これらのDVDの中にはついに見ることないものも出てくるだろう。定年後に暇ができたときにと思い、せっせと今はDVDを焼いている。定年までには何とか良い方法で問題が解決していることを期待して。そのとき、ディスクは何枚くらいになっているのだろうか?。

(秀)