第1688話 ■スカパー転換

 先週末にスカパーの契約を解約した。電話の向こうのオペレーターが言うには「97年からの長きにわたってのご契約ありがとうございました」とのこと。確か、本放送が始まった直後から加入していたはずだ。当時はパーフェクTVという媒体だった。

 それがやがて後発で同種のスカイTVと合併して、スカイパーフェクTV、略称スカパーへと変わった。これにより対応チャンネルは大幅に拡充されたが衛星の数が2つになったために、従来のアンテナとチューナーでは拡充した分の番組が見られない。そこで私は2衛星対応のアンテナとチューナーに買い替えた。

 今回私がスカパーをやめた理由は、この種の有料チャンネルの視聴をやめたわけでなく、スカパーe2への移行によるものだった。スカパーの方がチャンネル数が多いのだが、私が見たい番組はe2の方でも含まれている。しかもこっちの方の圧倒的に映像がきれいだ。おまけに特別な視聴機器を必要としない。それに引き換え、スカパーの方はアンテナの指向性が極めて強く、ノイズが出ることもしばしばあった。

 スカパーでもハイビジョン放送が始まっていたりするが、視聴はできるものの、ハイビジョンで録画することが今現在できていない。その点ではe2の方が進んでいる。

 さて、このタイミングで契約の切り替えを行ったのは、「日本映画専門チャンネル」で森繁久彌の社長シリーズや駅前シリーズの放送が「東宝娯楽シアター」として復活したからだ。既にDVDでライブラリ化しているが、今度はせっかくなのでブルーレイディスクにて保存しておこうと思っている。

(秀)